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体で感じる・心が育つ
こどもに関するコラム集!専門家がコラム・情報を掲載しています。
 
No.182 これから私がやるべきこと part4
原 田 京 子 ( 児童文学作家 )
 今月のコラムは、頚椎ヘルニア発症からゴールドジムに入会し、今日に至るまでの経過を書きたいと思います。
 先月のコラムでも書いたように、私は精力的に創作活動を続けていたのですが、次第に左の肩から人差し指にかけて痛みと痺れを感じるようになり、それがますますひどくなりました。整形外科で頚椎ヘルニアとの診断を受け、半年間の投薬とリハビリが始まります。そして、痛み止めの服用とともに痛みは緩和していきますが、半年間の治療中はまったく運動ができなかったので、股関節の痛みが増していきました。そして、またもや歩きが困難になってきたのでした。そこで今度は股関節のリハビリを始めるのですが、作業療法士の「時間を守る」という社会人としての基本的なマナーがなっていなかった上に知識と技術が未熟だったので、私は整形外科でのリハビリを放棄しジムでのトレーニングに移行することを考え始めます。
 杖をついていた頃の状態に戻ってしまった体、つまりはトレーニングによって杖を手放したのに、またもや杖が必要な体になってしまいました。
 しかし、今回私は杖をつくという選択をしませんでした。なぜなら、4年間杖をつくことで、私の左右の足の筋肉量がかなり違ってきたからでした。つまり、右利きの私が右手に杖を持つと、必然的に左足の補助をするという形になり、左足の筋肉が右足より落ちてきます。その状態を4年間も続けると、右足と左足の筋肉差は300gほどにもなっていたのです。そこで私は杖をつかずに歩くという選択をしたのですが、歩くことがやっとで走ることはもちろん、ジャンプをすることもできません。傍から見ても明らかに足が悪い人という印象でした。
 そこで今回は迷うことなくジムでのリハビリを選択せざるをえませんでしたが、以前通っていたジムは様々な理由で再入会することに気が進みませんでした(※ 2月のコラムでも書いたように、トレーニングに集中できる環境ではなかったから)。ジムでのトレーニングを一からやり直さなければと思いつつ、通いたいというジムが存在しないことで二の足を踏んでいた私は、宮崎市のイオンモール宮崎店内にゴールドジムがオープンすることを知ります。まさにこれは神様がここでリハビリをしなさいと暗示してくださったのだと思いました。早速オープンと同時にジムに入会手続きをしに赴きます。そして、リセットされて歩けない頃の体に戻った私は週に5回ジムに通うことにしたのでした。
 まともに歩けない私は、水中ウォーキングもできません。体重も頚椎ヘルニアを患う前の60kgから64kgまで増加していましたから、とにかく有酸素運動で体重を減らすことを当面の目標としました。週に5回、1回に2㎞を泳ぎます。一週間に10㎞を泳ぐことになります。そうして、それを2ヶ月間続け、その後、水中ウォーキングを始めます。入会から2ヵ月後、プールでのリハビリに加えジムでのトレーニングを始めました。とはいえまだまだ股関節の痛みと頚椎、腰椎のヘルニアの痛みが完全に消えたわけではありませんから、本当にわずかずつのトレーニングでした。そうして、少しずつジムでのトレーニングを増やしていき、6ヶ月後には完全にジムでのトレーニングだけになりました。
 体重が面白いように減っていき、自分でもようやく納得できるような体型になり始めた頃、ジムのトレーナーが私に「綺麗な体をしていますね」と声をかけます。それは、陶工が壷をながめながら「綺麗な形をしていますね」というのと同じようなニュアンスの言い方でした。筋力トレーニングの指導者、つまりは「筋肉のプロ」としての視点から見ての言葉でしたから、私は、自分の体の変化が確実に良い方向に向かっているのだと確信できました。
 トレーナーはいいました。「マッスルゲートに出場しませんか?」と。そのトレーナー自身がボディビルダーで、大会での優勝経験者でしたから、私はこれまでまったく関心がなかったボディビルへの興味が少しずつわいてきました。「筋肉は裏切らない」とよくテレビなどで筋トレをしている人たちいっているのを耳にしますが、まさにそのとおりで、トレーニングをやったらやっただけ体が変わってきます。
 ゴールドジムにはボディビルの大会出場者がたくさんトレーニングに来ていました。それらの人々はみんな鏡の前に立ち、自分のトレーニング姿を見ながらウエイトトレーニングをしています。実際とても美しい筋肉をしているのです。おもわず触ってみたくなるような筋肉です。私もあんなふうに綺麗に筋肉を身に付けたい、そう思うようになっていきました。
 負荷をかけるトレーニングは股関節への負担が心配でしたので、とりあえず最初は私の好きなベンチプレスから始めました。トライアスロンのトレーニングをしていた頃は50kgの重さを挙げていましたが、20年以上前のことなので、とりあえず20kgの重さから始めました。それでもとても重く感じられて、よくもまあ以前はこの2倍以上の重さを挙げていたものだとあらためて感じました。有酸素運動として自転車を10㎞こぐことにして、筋トレと自転車で2時間ほどのトレーニングになりました。
 ジムに入会して半年が経つ頃には体重が64kgから60kgとなり、体脂肪も34%から30%まで落ち、トレーニングは完全にプールからジムへと移行しました。
 入会して現在まで、2年の歳月が過ぎましたが、現在の体重は55kg、体脂肪は25%です。これからいよいよ本格的にマッスルゲートに向けてのトレーニングに入っていきます。今後のトレーニングの経過はまた来月のコラムでお知らせすることにします。

※この数ヶ月のコラムは子育ての話題から逸脱していますが、もうしばらくお付き合いくださいませ。
2023-03-31 更新
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著者プロフィール
原田 京子(はらだ きょうこ)
1956年宮崎県生まれ
大学院修士課程修了(教育心理学専攻)

【著書】
児童文学
『麦原博士の犬語辞典』(岩崎書店)
『麦原博士とボスザル・ソロモン』(岩崎書店)
『アイコはとびたつ』(共著・国土社)
『聖徳太子末裔伝』(文芸社ビジュアルアート)
エッセー
『晴れた日には』(共著・日本文学館)
小説
『プラトニック・ラブレター』(ペンネーム彩木瑠璃・文芸社)
『ちゃんとここにいるよ』(ペンネーム彩木瑠璃・文芸社)
『タイム・イン・ロック』(2014 みやざきの文学「第17回みやざき文学賞」作品集)
『究極の片思い』(2015 みやざきの文学「第18回みやざき文学賞」作品集)
『ソラリアン・ブルー絵の具工房』(2016 みやざきの文学「第19回みやざき文学賞」作品集)
『おひさまがくれた色』(2017みやざきの文学「第20回みやざき文学賞」作品集)
『HINATA Lady』(2018みやざきの文学「第21回みやざき文学賞」作品集)
『四季通り路地裏古書店』(2019みやざきの文学「第22回みやざき文学賞」作品集)




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「彩木瑠璃の癒しの庭」 http://ameblo.jp/akylulu/
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「巴里アパルトマン生活を夢見て」 http://blog.goo.ne.jp/saikiruri


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