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2012/4/5(木曜日)

働く方を応援!青少年プラザ

講座の様子1こんにちは、ミテン子です!4月、新年度が始まりましたね。
最近は、昼間に仕事をしている人でも、出勤前や仕事の後の時間を活用して趣味に取り組んだり、自分磨きをする方が増えているそうです。

今回は、新たな気分で生活をスタートさせたい方に耳よりな情報をお知らせします。

宮崎市青少年プラザでは、青少年世代に向けての講座や研修会などを開催しており、現在受講生を募集中です。
元気プラザ(外観)宮崎市青少年プラザは、大宮高校の隣にあり、老人福祉センターとの複合施設で愛称を「げんきプラザ」といいます。研修室、和室、調理室や体育館があり、学びの場や好きなことを楽しむ場として活用されています。

この施設、昨年建物が建て替えられたとのことですが、かなり以前より「勤労青少年ホーム」として、働く方の支援を行ってきているそうです。
実はミテン子、これまでこのような施設がある事を知りませんでした(・∀・;) こんなにきれいな施設で、無料の研修会や材料費のみで趣味の講座が受けられるなんて、使わない手はないですね!!

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現在、5月から始まる前期講座&研修の受講生を募集しています。
色々なジャンルの教室が揃っています!

講座の様子2●趣味の講座
茶道や生け花、着付けといった大和撫子を目指す方におすすめの講座もあります♪今回から新設される生け花は、小原流の先生による基本を学ぶ内容です。他には、ギターやフラワーアレンジ、アロマテラピーなど幅広い選択肢があって迷ってしまう程です!

●スキルアップ・自分の能力を高めたい方へ
講座の様子3仕事に活かせるExcel、自己啓発セミナーなど、仕事にも役立つことが学べます。自己啓発セミナーは、前年度末に単発で行ったセミナーが好評だったことから、連続の講座が設置されました。講座を受けた方からは、「自分の知らない一面が発見できて面白い」といった感想が寄せられたそうです。自分の事って意外と知らない事ばかりなので、受講後は新たな自分になっているかも知れませんね。

体育館でスポーツ●スポーツ
「仕事のストレスはスポーツで発散!」という方も多いのではないでしょうか!?スポーツ系の講座には、ソフトバレーやバスケットボール、ヒップホップといったものまであります。スポーツを通じて意気投合し、クラブ活動へと発展するものもあるそうですよ♪

講座の時間は仕事の後にも参加しやすい19時~21時と設定されています。
これならミテン子も参加できそうです d(*^v^*)b

※講座や研修を受講するには対象者が定められています。
 →宮崎市に在住、もしくは在勤の15歳から40歳までの勤労青少年の方(学生不可)。
  求職中・子育て中で仕事を休んでいる方・いずれ働きたいと思っている方も歓迎!
 
★開講される講座の一覧やお申込みについては、下記ページをご覧ください。
 [リンク]平成24年度 前期講座 受講生募集
 (※別ウィンドウでページが開きます。PCからのみご覧頂けます。)
 ★お申し込みは、往復ハガキで4月13日(金)まで(必着)ですのでお早めに!!★

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その他、青少年プラザでは「こころナビゲーション」という相談業務や、施設の貸し出しを行っています。

◆こころナビゲーション
産業カウンセラーが個人の相談に応じるものです。
カウンセリングといっても堅苦しいものではなく、ストレスや悩みとなっている事柄を話しに来られる場所と捉えるとよいかと思います。これからの人生について考えていく『キャリアカウンセリング』もあるそうです。
4月からは、第2・4木曜日の19時からと20時からの2回、相談の機会が設けられています。
個人での相談で、予約が必要です。ご希望の方はお問い合せください。

◆施設の貸し出し
体育館・音楽室・交流室・調理実習室などの施設を貸し出しています。なんと2名から借りられるそうですよ!これまでの利用例としては、以下のようなものがあります。
 ◎会社のレクリエーション
 ◎学校や地域の会合
 ◎仲間と一緒にケーキ作り
 ◎フラダンスの練習
 ◎職員のミニバレー大会の向けての練習
 (※営利的な活動には利用できません。)

人と集まるときに場所に困ることってよくありますよね。そんな時に低料金で利用できる施設があるのは有り難いです!

元気プラザ-施設

 
昨年度の後期(10月~3月)に講座や研修等でこちらの施設を利用された方は、約450名!中には、複数の講座を受講して興味のある分野へ積極的に取り組んでいる方もいらっしゃるそうです。

春、新しいことを始めたいこの時期。
働く方を色々な面でサポートしてくれる施設を上手に利用して、あなたの仕事や私生活をますます充実させてはいかがでしょうか?

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■宮崎市青少年プラザ
住所:宮崎市神宮東1-2-27
電話:0985-24-9138
HP:http://www.age.st/~genkipla
(※別ウィンドウでページが開きます。PCからのみご覧頂けます。)
※mitenのページはこちらから。


2012/2/20(月曜日)

映画『エンディングノート』 監督舞台挨拶レポート

エンディングノート 監督舞台挨拶@宮崎キネマ館宮崎キネマ館で2月11日から上映中のドキュメンタリー映画『エンディングノート』。

主人公は、高度経済成長期を熱血営業マンとして駆け抜けた「段取り命!」の元サラリーマン・砂田知昭さん。40年以上勤めた会社を引退し、第2の人生を歩み始めたばかりの時、胃がんが見つかります。そう遠くない将来に自らがこの世を去ることを意識した砂田さんは、「自らの死の段取り」を人生最後の一大プロジェクトとして手掛けていく・・。
主人公の次女である砂田麻美監督がカメラを回し、その最後の日まで前向きに生きようとする父の姿、そして家族の様子を描いたドキュメンタリー映画です。

*エンディングノートとは…自分の身に万が一のことが起こったときに、自身の思いや希望などを家族などに伝えるために書き留めておくもの。治療法や葬儀、財産についての情報など、残された家族が困惑しないようにとの思いもある。遺言書のように法的拘束力はない。
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作品は2011年10月に公開され、各地で既に話題となっています。
宮崎でも、映画を観た多くの方からから聞こえてきたのは「観てよかった」「すばらしかった」「生きることについて考えた」などという称賛の声でした。

エンディングノート 監督舞台挨拶@宮崎キネマ館 入口「人の死」という重たく難しいテーマを扱った映画でありながらも、観客席では時に笑いが起こります。
ユーモラスで寛大なキャラクターの砂田さんや、その几帳面な性格をそっくり受け継いだ長男の様子を観ていると、何だか人間くさい一面を感じてつい笑ってしまうのです。
主人公の死に向かって進行する映画を観るのは悲しいけれど、幼い孫を愛おしい目で眺める様子を見ると微笑ましく感じ、また病と闘おうと医師とやりとりする姿は時に頼もしくも感じられ、苦しいであろう病床でもユーモアを交えて受け答えする場面をみてはまた心が和む…。決して悲しいだけの映画ではありません。

家族である監督が、とても近い距離で回したカメラだからこそ、気負いのない自然な家族の風景をみてとることができ、観客は自分が赤の他人であることをしばし忘れ、主人公をいつしか身近に感じてしまいます。

カメラ(監督)と主人公の距離感は絶妙に調整されていて、決して嫌味に入り込みすぎない距離感が保たれているところもこの作品の特徴の一つなのではないかと思いました。

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チケット完売キネマ館での公開初日、砂田監督を招いてのトークショーがありました。
なんとも言えない不思議な感覚を覚えるこのドキュメンタリー映画について、監督の話を聞きたいという方で会場は満員です。

東京から新幹線と高速バスを乗り継いで宮崎入りされたという砂田監督は、長旅の疲れも見せず、
「映画をご覧になった方に直接会えるのがとても嬉しいです」と挨拶されていました。

会場での内容を少しご紹介します。

●映画のなりたちトークショーの様子1
この映画はドキュメンタリーであり、出てくる人物や行動に偽りはないけれど、これは監督の意図が反映されて編集されてできた作品です。
また監督は、父親を映画の主人公としたけれど、「私のお父さんを見て!」というスタンスでなく、「高度経済成長期の時代を駆け抜けた一(いち)サラリーマンとしての、良いところも悪いところも含めて、分かりやすい一つのキャラクター」として父をとらえているのだそうです。

トークショーの様子2●タイトル『エンディングノート』について
まず、映画はエンディングノートを書くことをすすめるというものでは全くありません。
実際に、砂田知昭さんはエンディングノートを書いてはいたけれど、それは引き継ぎのようなものでしかなく、楽しく映画を観ていただくための演出として死ぬまでにやりたいことをチャプター化して表現しています。
死を扱う映画だけれど、タイトルは軽やかにしたいという思いがあったそうで、病が分かってから亡くなるまでの半年を振り返って、まるで段取りをしていたようだったな・・・と監督が感じたことでこのタイトルにしたのだそうです。

サイン会の様子●家族の前でカメラを回すこと
小学校高学年位から家庭用のカメラを使って家族を撮って遊んだり、カメラには縁の深い生活をしてきた砂田監督。昔からよくカメラを回していたので、家族も撮られるのには慣れていたようです。
今回父親を撮影する時も、カメラを回される事が絶対に嫌だろうと思う時には、(娘として)撮らないことを優先させたそうです。きっと、監督ならば何としてでも撮りたい重要なシーンだとしても、それは自ら娘としての感情を大事にしようと決めていたのだそうです。
カメラはずっと回していた訳ではなく、「今だ」と思った時に撮影していたそうです。一度カメラを回せば、監督目線で物事を見ており、その意識の切り替えがこの映画の絶妙さを生んだのでしょう。

●これからの作品
今回は、身内が題材のドキュメンタリーだからこその難しい部分があったそうです。次は、フィクションを撮ってみたいと話していらっしゃいました。

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砂田監督のお話を聞いて、映画だけでは分からなかった部分を知ることができて、この映画が与える不思議な感覚の謎が少し解けたような気がしました。

トークショーでも話題に出ていましたが、人生はそれぞれ、エンディングもそれぞれ。

砂田さんの人生の幕の閉じ方には、これまでの人生の歩み方が反映されているのではないかな、と映画を観て感じました。そして、人は一人で生まれ一人で死んでいくものかもしれないけれど、その周りには必ず家族がいて、つながっているものなんだと感じました。

父を思って寄り添う娘は、カメラを回している時には映画監督の目線。
そのスイッチを巧みに切り替えながら生み出されたこの映画を見て、あなたはどんなことを感じるのでしょうか?
ぜひご覧になってみてください。

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宮崎キネマ館ロゴ
■宮崎キネマ館
住所:宮崎県宮崎市橘通東3丁目1番11号 アゲインビル2F
電話:0985-28-1162
PC:http://www.bunkahonpo.or.jp/cinema/
携帯:http://www.bunkahonpo.or.jp/i-cinema/

映画ポスター■宮崎キネマ館にて上映中
(~3月9日(金)まで)
『エンディングノート』
公式HP:http://www.ending-note.com/

(※携帯電話からは正しく表示されない事があります。)


2011/10/7(金曜日)

宮崎キネマ館は「僕セカ」キャストを呼ぶことができた!

僕セカキャストを呼ぶことができた映画「僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia.」の“僕たちは劇場を変えることができる!「僕セカ」キャストを呼ぼう!キャンペーン”において、宮崎キネマ館がなんと全国第1位になりました!おめでとうございます!!

このキャンペーンは、全国の上映劇場にて、コメントが最も多く寄せられた劇場へ「僕セカ」キャストが舞台挨拶に来るというもの。宮崎キネマ館は、twitterの書き込み数と、手書きコメント数が全国118館の中で最多の9,745件を集めて、見事トップに輝きました。
また、宮崎キネマ館は「僕セカ」の予告編をパロディー化したプロモーションビデオ(PV)を制作して話題に。劇場スタッフが宮崎を舞台に演じて、今回のキャンペーンを大いに盛り上げました。


宮崎キネマ館「僕セカ」キャストを呼ぼうキャンペーンPVはこちら(YouTube)

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PVの監督をされた宮崎キネマ館の横山葵さんにお話を伺いました。

宮崎キネマ館・横山さんQ.今回の取り組みのきっかけは何だったのでしょうか?
キャンペーンの話を聞いた時、ミニシアターはうちだけだったので、最初はあまりヤル気がなくて。事務局長が(映画のタイトルを引用して)「俺たちは向井理を呼ぶことはできん!」って言ったんです。そしたら「それいいっすね~!!」ってみんなで盛り上がったのがきっかけでした。最初にチラシのパロディーを作ったら話題になって、じゃあパロディーPVも作ろうって。1日で絵コンテを作成して、撮影から編集までを1週間で行い大変でした(笑)

Q.1位と分かったときはいかがでしたか?
まさか1位になるとは思ってなかったので、嬉しいよりもビックリしました。
何よりもtwitterやコメントにご協力して下さった方々が、本当に喜んでくれましたし、「おめでとう」とか「ありがとう」とか、普段仕事の中でなかなか言われることのない言葉をたくさんいただきました。
また、PVを見た県内外の方々から手書きコメントがたくさん送られてきたり、宮崎セントラルシネマ様がコメント募集に協力してくださったり、あったかいメッセージをいろんな方が書いてくれて嬉しかったです。

Q.今後どのような映画館にしていきたいですか?
少数派を切り捨てない映画館にしたいですね。お客さんとの距離が近い映画館なので、その良さをなくしたくなくて。あったかい劇場なんです。お客様にも恵まれていて、ありがたいです。宮崎キネマ館は今年で10周年なんですが、皆様のおかげでいい記念になりました。

宮崎キネマ館風景
 

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そして、10月1日。爽やかな秋晴れの中「僕セカ」主演の向井理さんが来県!
宮崎キネマ館とメディキット県民文化センターで合計3回の舞台挨拶を行いました。
舞台に向井さんが現れると、女性客から黄色い歓声が!感極まって涙ぐむ方も見られました。
向井さんは「僕だけですみません。」と恐縮しながらも「今日はたくさんの人に集まっていただき、ありがとうございます。今日来られなかったメンバー、スタッフ含めて宮崎に行くことをとても喜んでいました。」とご挨拶。
その後、観客との質疑応答や全員での写真撮影を行い、交流を深めました。

舞台挨拶風景

また、メディキット県民文化センターでの舞台挨拶後は、キャンペーン1位となった宮崎キネマ館の名田敬仁支配人に向井さんから表彰状が手渡されました。

表彰状の授与名田支配人
「ありがとうございます。皆さんの応援もこの素晴らしい映画があってからこそだと思っております。今日ご覧頂いたたくさんの方々がこの感動をより多くの人に広めていただければと思います。皆さんのおかげで表彰状を頂きました。キネマ館に飾りますので良かったら見に来てください。」

★表彰状の内容はこちら

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舞台挨拶の合間に、向井理さんにお話を伺いました。

Q.宮崎が1位に決まった時はいかがでしたか?
PVを共演者みんなで見たんですけど「面白い人間もいるものだな」と思いました。他にもたくさんやって頂いた映画館がある中で、宮崎というのが意外な気もしましたが、キネマ館の書き込みや写真を見せてもらったりして、その熱意をとても感じ取らせて頂きました。

Q.宮崎は今回初めてでしょうか?宮崎の印象をお聞かせ下さい。
宮崎は初めてです。やっぱりあったかいですね。カンボジアもそうですけど、僕は暑いところが好きなので。あと、宮崎といえば地鶏。地鶏大好きです。昔、飲食店をやっていたときに宮崎の地鶏を買い付けていました。食べることが好きなので、宮崎は食べ物が美味しいというイメージがあります。

Q.この映画を見た方にどんなことを感じて欲しいですか?
世代によって受け取り方の違う作品だと思うので、一概にこれを感じて欲しいというのはないんですけど、ただ比較して見えてくるものもあるので、「じゃあ今自分はどうなんだろう」とかいうことを感じてもらえる作品になったと思います。だから何回見てもたぶん違う受け取り方になると思いますし、その時の自分が置かれている状況によっても変わってくるものだと思います。たくさんのメッセージを込めたつもりですので、僕がこれというよりかは、観てくれた人たちそれぞれの“なにか”を感じてもらえればいいかなと思います。

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観客の方々に映画の感想を聞いてみました。
「心が動かされる話で、世界のことについてとかいろいろ考えさせられるようで、素晴らしかったです。」
「自分はボランティアを何のためにやっているのかなと思っていましたが、答えはないけどヒントを得られました。この映画を観て優しい人間になろうと思いました。」
「観るたびに心に響くものが違うなというのを感じました。いろいろなことを考えるきっかけを与えてもらったので、観た甲斐がありました。」
「毎日好きなことをしながら日々が淡々と過ぎています。どのように生きていけばいいか、本当に大切なことを映画を通して感じることができました。」

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向井理さんが宮崎に来るという一大イベントは終わりましたが、表彰状や手書きコメント、当日の様子などの写真が宮崎キネマ館にて展示されています。僕セカファンや向井さんファンは必見ですよ!
そして、まだまだ公開中の「僕セカ」。
ぜひ宮崎キネマ館へ足を運んでいただき、自分の中の“なにか”を見つけてください。
また、宮崎キネマ館は今後も様々なイベントを企画中だそうです。
こちらもお楽しみに♪
 

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宮崎キネマ館ロゴ
■宮崎キネマ館
住所:宮崎県宮崎市橘通東3丁目1番11号 アゲインビル2F
電話:0985-28-1162
PC:http://www.bunkahonpo.or.jp/cinema/
携帯:http://www.bunkahonpo.or.jp/i-cinema/

「僕セカ」ポスター■宮崎キネマ館にて上映中
「僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia.」
公式HP:http://www.boku-seka.com/

(※携帯電話からは正しく表示されない事があります。)


2010/5/21(金曜日)

自由に楽しく!手織り体験

はたおり体験自分を表現する方法って色々ありますが、今回は様々な色のあふれる場所で、こんな事に挑戦してみましたよ。

宮崎市内にある「手織工房 キヒト」さんではた織り体験!

ここは、以前は綾町で着物の生地を織ったり、糸を染めたりする仕事をしていたオーナーの関屋さんが、“難しい”とか“観光地に行かないとできない”というイメージのある手織りを、誰でも簡単に楽しめるようにと開いた工房です。

工房には「SAORI」というはた織り機が置いてあり、『さをり織り』を織ることができます。
さをり織りは、誰でも簡単に・自由にはた織りを楽しめるようにと、今から40年ほど前に大阪で生まれた手織りの技法です。関屋さんの手織りに対する想いと一緒ですね。
全くの素人の私でも、簡単にはた織りを楽しめそうです。ワクワク♪

オーナーの関屋さん、(今日は先生と呼ばせていただきます)
私、不器用なのですが、楽しいこと大好きなので頑張ります!!よろしくお願いします!

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意気込み充分で、はた織り体験スタート!
体験では、ランチョンマットを制作します。

色とりどりの糸まずは糸選び。

たくさんの色の糸が並んでいます。どの色にしよう?
どんな組み合わせでもいいと言われたけれど…
自由と言われる方が実は結構難しいですよね。

どうやったらきれいにかな?ステキにみえるかな?
と考えることひとしきり。

淡い色もいいけれど、鮮やかな色もいい。
優柔不断な私。
(先生によると、意外と糸選びに時間を費やす方が多いそうです。同感!)

出来上がりがあまり想像できないので、えいやっ!とピンときた3色に決めました。

1色目。mitenのイメージカラー、グリーン
2色目。宮崎の青い海を思わせるブルー
それからちょっと可愛らしく、ピンクを差し色に♪

先生~!やっと色が決まりました!
「かわいい色ですね。」と先生が言って下さったので一安心です。

よし!!お次は早速はた織り機に挑戦ですね。

まずは、一番目に織り込む色をチョイス。

先生がシャトルに糸をセットしてくださいます。
最初にやり方を教えて下さるので、じーっと観察。
シャトルの持ち方や、織り機の操作を教えてくださいます。
先生に教えてもらう

「右から通すときは右足を押さえて…」
左右の足でペダルを踏むと、先に張られている縦糸が上下にパタン・パタンと入れ替わります。
その縦糸の間を左右から交互にシャトルを通して横糸を織り込んでいくのです。

リズムの乗せてトントン簡単な説明が終わると、さぁ実践です!
機織り機の前に座って、足はペダルの上に置いておきます。

まずは右から左へ。
右足を踏んで、右から左へシャトルを移動。次に左足を踏んで「トントン」とおさ(呼ばれる櫛のような形のの板)を手前に2度ほど引いて横糸を織り込みます。

慣れない作業なので、シャトルの移動もおぼつきません。
イメージでは “シュー、トントン。シュー、トントン”のハズなのですが最初からそうスムーズにはいきませんよね。

呪文の様に、「(糸を)シューと通して、踏んで、トントン♪」とつぶやきながら織り進めます。
いつの間にか数センチの布ができています。お!嬉しい~!

しばらくし、適当なところで糸の色を変えます。
よし、次はピンク色!
先生に糸を換えてもらいます。

どんどん織ります!

2色目、3色目、と織り進めて行くにしたがって、少しずつ上手になってきたような(?)気がします。
しかし、少しでもおしゃべりしながらはた織りをしようものなら、「あれ?どっちの足で踏むんだっけ??」と忘れてしまいます。いかんいかん、集中!!

シューと通して、踏んで、トントン。
シューと通して、踏んで、トントン。

ふと気がつくと、無言で集中している自分がいます。

おー!いつの間にかこんなに織っちゃってるし!
私、すごい!!と自画自賛してしまいます。

出来上がり!一時間弱で立派なランチョンマットが出来上がりました♪
なんとも言えない達成感です。
自分が織った布が目の前に出来上がっている嬉しさと、本当に自分が織ったの?という不思議な感覚が混じります。

糸選びの時には、色の組み合わせに相当迷いましたが、織ってみると、これがなかなかお気に入りの配色になっています。よく見ると糸の色の出方が微妙に異なって、模様をなしているんですよ。
これは綿の糸なので、洗濯もOK!
ミテン子のお部屋の素敵なアクセントになるはずです。やった~♪

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好きな糸を選び、好きなようにトントンと織り進めて世界に一つだけの布が出来上がるというのはとても魅力的です。

工房には、織られた布を使った作品がたくさん並んでいました。
マフラー・ストール・タペストリーといったものから、手縫いやミシンで一手間加えてお財布や帽子、ぬいぐるみまでどこまで楽しむかはその人次第。
私のような不器用さんでも大丈夫。
お店では雑貨の作り方も教えてもらえるそうですよ。

工房の作品たち

※ハギレを活用したくるみボタン。右は余り糸を織り込んだタペストリー。
生地や糸を有効利用

手織りの作品を、贈り物にされる方も多くいらっしゃるとか。
相手の事を考えがながら色を選び、心を込めて織っていくものなので、もらった方もきっと喜びが大きいでしょうね。

はた織り体験で大体のやり方がつかめたら、幅の広いストールや(幅60cmまで可)や、素材を変えてもっと色々な布を織ってみたいという意欲がどんどん膨らんでいきます。
これから夏に向けては、「トントン」を緩めにすると、薄手の布に仕上がるそうですよ。

一年中楽しめる機織り。これから始まる梅雨の時期にも雨音を聞きながら「シュー、トントン」とやってみるのも良いかもしれませんね。
あなたも、あなたの感性で自由にはた織りをしてみませんか??

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オーナー・関屋さんオーナーの関屋さんにお話しをうかがいました。
●手織りの魅力は何ですか?
-作業としては、もくもくと織る作業がとても楽しいです。集中している時間が心地好く感じられます。

●工房を開いてみていかがですか?
-お客様が、はた織りをしながら喜ぶ顔を見ると嬉しくなります。
 人それぞれで色々な布ができあがります。
 織り方にも個性があって、私にとっても新たな発見がたくさんありますよ。

●これから挑戦していきたいことなどありますか?
-機織りを広めるためにも、工房の外にどんどん出掛けていきたいと思います。
 SAORIの織り機は折りたためるので、公園に持って行って野外ではた織り体験をする
 イベントなども開催できればと思っています。
 また、6月27日(日)には一ツ葉にある「よおこそ」で、はた織り体験のイベントを開催します。
 時間は10時~17時の予定で、ティーマットやシュシュの小物を作ることができます。
 予約は不要で、時間内にお越しいただければOKです。
 興味のある方はぜひお越し下さい!

●一言どうぞ
-はた織りって難しいと思っていらっしゃる方が多いと思いますが、そんなことはありません。
 決まりもないので、好きなようにはた織りを楽しんでもらいたいと思います。
 工房は基本的には夜は20時まで開いていますので、お仕事帰りでも大丈夫です。
 お気軽にいつでもお越し下さい。
 (※都合により早く閉まる事もあるので、来店前にご予約をお願いします。)

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工房はとても居心地のよい空間でした。
優しく、楽しく、教えて下さるので、興味を持たれた方は一度体験してみてくださいね。
老若男女、誰でも簡単に楽しめるはた織りがもっともっと広まっていきますように。・☆

手織り工房 キヒト┏○o。.。───────────────
 *手織工房 キヒト
  宮崎県宮崎市吉村町曽師前甲3162-5
  TEL:0985-64-9616
  定休日:水曜日
  詳しい情報はコチラをクリック!
 ───────────────────┛


2010/2/25(木曜日)

登り窯 かまたき見学

かまたき綾町といえば豊かな自然の中で、個性を活かして芸術的作品を作る方が多く住む町であります。

綾南川が近くを流れる「元町窯」さんで、珍しい登り窯を使った焼きの工程が見られるとのことで見学させてもらいました!

◆登り窯ってどんなもの?
元町窯の登り窯は、23年前に陶主の日高さんご夫婦が手作りで作った窯だそうです。

登り窯とは土やレンガ、粘土を使って作られたかまぼこ型の焼成室が坂を上るように3つ並んでいて、一番手前が薪をくべる部屋(焚口)、その次に2の間・3の間と作品を並べる部屋が続き、最後に煙突へと繋がっていく作りになっています。
各部屋は作品を並べた後、入り口をレンガなどでふさいで封をしますが、自由に開閉できる小さめの穴を開けて置いて、そこから薪を入れたり中の様子をうかがうことができるようになっています。
それぞれの間は壁で区切られていますが、下の方には煙道が通っており、炎はここを通って各部屋を登りながら循環して煙突へと続いていく造りになっています。

登り窯を使うと、薪の灰が作品に付着して自然に釉薬が施されたようになり、独特の風合いを持った作品に仕上がるのだそうです。しかし今では、電気窯やガス窯が普及して伝統的な登り窯はあまり見かけなくなっているとか。今回の見学は貴重なものになりそうです!

◆焼き締め
この登り窯を使って行うのが、今回見学した「焼き締め」の工程です。
今回は、2の間には"綾雛山まつり"用の雛人形などが、3の間には一輪挿しなどが入っているそうです。

窯に火を入れてから少しずつ温度を上げていくので、長時間の作業になります。

まずは焚口に火を起こして薪をくべ、窯を温めていきます。2の間に入った作品から焼きはじめ、そこが終わると次は3の間の焼き締めの作業へと続いていきます。

今回は、いつもより短い作業時間でできたとのことでしたが、それでも前日の午後4時から火を入れはじめ、最後の焼き締めの工程が終わるまで約20時間かかったそうです!その間は火の調整をしないといけないので、徹夜の作業!!
いやいや、大変な作業ですね。

薪をくべる真っ赤な庫内燃えさかる炎

窯の中は、最高で約1300℃まで温度があがるのだそうです。
中は真っ赤でした!レンガの外からでも熱を感じます。
温度計で庫内の温度を測ってはいますが、炎が当たる方向や作品の置いてある位置によっても焼き具合が異なるので、そこはやはり長年の経験を要します。
頃合いを見て、窯の中からテストピースを取り出して、焼き具合をチェックしていきます。

テストピース

3の間からテストピースを取り出す所を見ることができました。
熱で真っ赤になった焼き物が取り出されます。赤く光を放っていた焼き物は、水をかけられるとジューッ!!っと音を立てて冷えていきます。
こうして炎の当たらない側面の具合までをみていくんですね。

◆灰ころがし
灰かぶり次に、火前で焼いている作品を落として灰を着ける「灰ころがし」を見せていただきました。
窯の中に並んだ焼成中の作品を、薪が燃え尽きて灰になってたまっている、その中にそっと落としていきます。
こうすると、備前焼きにも見られるような、灰の付着による色合いや色のつき具合に仕上がるのだそうです。(灰かぶり)
このとき、気をつけないと作品が壁にぶつかったりして駄目になることもあるそうです。偶然の産物で色や模様がつくので慎重かつ時には大胆な(!?)作業が行われていきます。
土・炎・灰・釉薬・・・などなどこれらの反応によって、様々な風合いの焼き物が出来ていくなんて、不思議ですね~!

焚口からのぞいてみる今回は、3~4時間かけて1つの部屋で焼成を行っていきました。焼き上がった後は、2~3日かけて、ゆっくりと冷ましてから窯出しを行うそうです。

見学させていただいたのはほんの一部の作業でしたが、普段なかなかお目にかかれない、登り窯での焼成の作業をみながら、陶芸・焼き物の奥深さをほんの少し垣間見ることができたような気がしました。

★☆追加レポート☆★
見学から数日後、焼き上がった雛人形が『綾雛山まつり』で展示されるということで、綾城の「綾国際クラフトの城」へ行ってきました!

あの窯で焼いていた雛人形はどんな風に出来上がったのか!?とっても楽しみです♪

クラフトの城の一角に雛人形のコーナーが設けてありました。
登り窯での作業の後、木を切りにいって作ったという餅花も飾ってあって、ひな祭りの雰囲気満点です。
その餅花の下には、元町窯の雛人形をはじめ、他の窯元[野々陶苑・工房夢とけい・照葉窯]からもたくさんの雛人形が並んでいました。

雛山まつり手のひらお雛様立ち雛色々なおひな様

手のひらサイズの小さくてかわいい雛人形や、大小色々、表情や形も様々な人形があります。
ここでは、3月7日まで展示されているそうです。また、人形たちは販売もされていますのでお気に入りの人形はおうちに飾っていただくこともできますよ♪
この他、ガラスで作られた雛人形や、工芸品で作られた今年の干支も展示されていました!
綾雛山まつりにおでかけの際には、「綾国際クラフトの城」にも立ち寄ってみてはいかがでしょう?

その他の焼き上がった作品は、「元町窯」の他、綾町役場近くの「クラフトはうす&Silver」でご覧頂くことができます。

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■今回取材させて頂いた『元町窯』の情報 
○宮崎県東諸県郡綾町大字南俣65
○TEL:0985-77-2066
○詳しくは、mitenの「元町窯」様のページをご覧下さい。
クラフトはうす&Silver
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 | mitenco | 17:42:35

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