みんなで歌おう!夢に逢いに行こう♪コンテスト
今回は7月14日土曜日にMRT micc ダイヤモンドホールで開催されました「宮崎銀行創立80周年記念企画 みんなで歌おう!夢に逢いに行こう♪コンテスト」をレポートします。
宮崎出身の姉妹デュオ “La joie"(ラ・ジョア)のお二人によるピアノ&バイオリンの演奏で始まりましたこのイベント。司会はMRT宮崎放送の川野武文アナウンサーと川島恵アナウンサーです。
まず、宮崎銀行の小池頭取より挨拶がございました。
「宮崎銀行の創立70周年を記念して創られた『夢に逢いに行こう』。テレビ・ラジオなどから流れるこの歌が、広く県民の皆さまに親しまれていることを大変嬉しく思います。また、この歌が生まれた2年後にMUSEが結成され、県内外の様々なイベントでこの歌を歌ってくれました。この歌を通して、まちに元気を、県民の皆さまに勇気を与えていければ、と考えておりましたが、今年80周年を記念しこのようなイベントを開催できたこと、さらにたくさんの県民の皆さまにご応募・ご参加いただきましたことに、心より感謝申し上げます」
当初は10組によるコンテストの予定だったのですが、ご応募いただいた皆さまの演奏・ハーモニーがあまりにも素晴らしかったため一次選考で10組には絞りきれず、保育園児から70代までという幅広い年齢層による17組が決勝大会に進出しました。
それでは、全17組の演奏の様子をご覧いただきましょう。
出場した皆さまの演奏が終わった後、審査結果発表までの10分程度のご出演の予定だった、「夢に逢いに行こう」の本家本元MUSEのみなさん。審査が長引いたため30分近くにわたり、これぞ職人芸!と言えるハーモニーを聴かせていただきました。
さて、コンテストの結果は、次の通りです。
<グランプリ> 長谷川 万大
<優 秀 賞> M-STYLE、宮崎学園高等学校男声合唱団、Backstay、永吉 愛
<審査員特別賞> Sweet pop
このレポートでは、出場した皆さまのお話を載せていこうと思います。
2組目に登場した「ちどり保育園」。上のお写真では隠れてしまっていますが(すみません。。。)、中国の楽器"二胡"の演奏と子どもたちの元気な歌声とダンスがピッタリはまっていました。先生にお話を伺いました。
『あまり練習していませんでしたが、しっかりと歌うことができました。賞金がいただけたのなら、夏休みに保育園でキャンプをするので、そこで盛大に遣いたいです!!』
残念ながら入賞できませんでしたが、子どもたちにとっても、先生やご父兄のみなさんにとっても、素晴らしい思い出になったのではないでしょうか。
3組目に登場した「今が旬。南の桃」。女子2人男子1人で構成する高校生3人のチームで、手話を交えながら自分たちの声だけで歌い上げました。
『やっぱり緊張しました。グランプリのことはあんまり考えていなかったけど、もしも獲れたらみんなで美味しいものを食べにいきたいです』
3人とも高校3年生。高校卒業後は別々の道を歩むのでしょうが、それぞれの夢に向かって力強く歩いていってほしいなと思いました。がんばってくださいね!!
8組目に登場した「マンドリンバンド753」。
『緊張したけど、マンドリンを多くの方に知ってもらう機会になって良かったです』
お二人が奏でるマンドリンと、ボーカルの方の澄み切った歌声とがとてもマッチしていましたよ。
9組目に登場した「ハノハノ ウクレレ キッズ」。ウクレレを始めて1年〜1年半とは思えないほど上手な弾き語り&ハーモニーを披露してくれた3人です。ハワイアンショップ ハノハノのオーナーでもあるお母様にお話を伺いました。
『結果は残念だったけど、子どもたちは一生懸命やってくれましたので、とても満足しています』
惜しくも入賞には届きませんでしたが、ウクレレの音色とともに会場内には心地よい風が吹きぬけていきました。
最後に、見事グランプリを獲得しました長谷川万大さんにもお話を伺うことができました。
『まさかグランプリを獲れるとは思いませんでした。うれしいというよりビックリです。まさに、"夢"に逢えた気がします!!』
高校生とは思えない、堂々とした、しかも落ち着いた歌声で会場を魅了しました。司会の川野さん、川島さんとのやり取りも絶妙で、会場を爆笑の渦に巻き込んでいました。そばにいらっしゃったお母様の方がむしろ興奮されていた感じがします。審査はかなり難航したようですが、納得のグランプリ受賞です。
さて、今回このコンテストを取材させていただき、最初から最後まで出場した皆さまの生の歌声の迫力に圧倒されっぱなしでした。
音楽の持つ力、歌声の力により、人は癒され、助けられ、勇気づけられ、さらには感動を得るんだな、ということを改めて感じることができました。
コンテストの最後に、出場者全員が壇上で『夢に逢いに行こう』を合唱したのですが、この模様もCMとして流れることになりました。各受賞者のCMとともにどんなCMができあがるのか、今から楽しみに待ちたいと思います。