アジアの自然の恵み 宮崎から全国へ
近ごろ、私たちは生活の中で、便利だとか安いとかいう事よりも『安全で安心して利用できる』ことに価値をおいてものを選択をする人が増えてきたのではないだろうか、と感じることが多くあります。
巷には、自然派、オーガニック、天然・・・などと名称がついた商品が数多くあるので、自分に合う信頼できる商品に出会いたいと思う方は多くいることでしょう。
このほど宮崎から全国へと天然・オーガニックにこだわった商品を発信していこうと設立された会社があると聞いて、社長にお話をうかがってきました。
「Natural Organics(株式会社ナチュラルオーガニクス)」は昨年秋に設立された会社です。
取り扱う商品は様々で、自然食品、ドリンク、ヘア&ボディーケア、石けん、洗剤などがあります。
「安全・安心を摂る」をコンセプトの中心に据え、自然を敬い自然と共生することで本当の健康的な生活を手に入れられるとの考えを持っています。そこで“自然の中で作られたものを、より自然に近い形で身体に取り入れる”ことができる商品開発に取り組んでいらっしゃいます。
■天然・オーガニックへのこだわり
ナチュラルオーガニクスでは、提携のオーガニック農場にて無農薬栽培された野菜や植物を使い、自然にも身体にも優しい商品を作っています。原料にまで信頼がおけるもの、これは安心・安全な製品を選ぶときには不可欠な要素です。
この提携農場というのが、タイのカオヤイ国立公園カオヤイ山脈の麓にあるハーモニーライフ・オーガニック農園(Harmony Life Organic Farm)です。10年以上にわたり、農薬と化学肥料を一切使用しないオーガニック農法で野菜と果物を栽培している農園です。
有機農をするためには、使う水も厳選せねばなりません。川の水だと上流からの汚染水が混ざってしまうため使用せず、汚染されていないカオヤイ山脈の地下水を使用しています。
信頼の証として、この農園は国際的な有機農の認定、オーガニック先進国であるドイツに本部のある「IFORM(*1)」と、アメリカの「USDA(*2)」を受けています。
また、農園の技術はタイにある某有名日系自動車会社の工場で、排水を浄化する仕組みとしても使われているそうです。環境保護に取り組む大企業にも活用される技術を持つ、と言う意味でもその信頼性がうかがえます。
■オーガニック製品について
社長は、以前より自身の経営する美容室でオーガニックのシャンプーなどを扱っており、その良さは元々感じていたのだそうです。
今回、ナチュラルオーガニクスを立ち上げたのは、提携農場となるハーモニーライフ・オーガニック農園が、より身近なアジアで信頼のおける製品を作っていることを知り「ここにも(よい製品が)あるじゃないか!」と思ったといいます。
やはり、原料、製法にこだわったオーガニックの商品はそれなりの値段となってしまいますが、提携農場を持つことで価格も若干抑えることができたそうです。良いものを長く使っていくには、価格も大切なポイントですね。
おすすめの商品をうかがいました。
★酵素飲料『ファスティニック』 [180ml ¥980(税抜き)]
社長、一押しの商品がこちら。
オーガニック栽培の30種類以上の植物(野菜・穀物・薬草・果物など)を発酵熟成させた健康飲料です。
健康的なダイエットやデトックスを希望している方の、ファスティング(プチ断食)時にもおすすめ。
おいしくて飲みやすい味で、さらに体の調子が良くなると早くも評判だとか。希少なものなので、一度に販売できる数に限りがあるそうです。
★モロヘイヤヌードル [100g ¥220(税抜き)]
オーガニック栽培されたモロヘイヤが練り込まれているヌードルが世界各国のオーガニック食品店で好評を得て、高い人気を誇る商品となっています。
ノンフライの乾燥麺なので、茹でてサラダと一緒にドレッシングで食べたり、普通の麺としてスープと共に食べてもおいしい。
★アロマージュ<オリーブ石けん> [110g ¥1,480〜(税抜き)]
オリーブオイルを主成分とした石けん。
オーガニック栽培で育てられたハーブや野菜・果物を配合しており、天然成分の栄養を壊さないよう、コールドプロセス製法で1ヶ月以上かけてつくられています。
潤いを保ちながら、肌を清潔に守ってくれる石けんです。全11種類で、配合の成分によりそれぞれ異なる効果を持ちます。敏感肌の方にも。
社長の言葉には、どの商品を紹介するにも、自らの目でその生産地と農法を確認し、味わい、使ってみて良さを確信したからこその自信が感じられました。
「これから宮崎から日本全国へオーガニック商品をどんどん広めていきたい」と語っていらっしゃいました。
*2)USDA:United States Department of Agricultureの略称で、米国農務省のこと。オーガニック認定全米統一基準のこと。
株式会社 ナチュラルオーガニクス Natural Organics co.ltd
ホームページ:http://www.naturalorganics.jp
(※携帯電話からは正しく表示されない事があります。)
2011/6/3(金曜日)
【飫肥街道】山仮屋関所跡に行ってきました!!
雪江さんが、「今から夫のもとに帰るので轎(かご)を返しなさい」と命令した場所。そこは、「山仮屋関所跡」と呼ばれているらしい、気になるので行ってきました!
事前情報によると「山仮屋」は、宮崎県道27号宮崎北郷線(飫肥街道)沿いにあるそうです。また、途中にあるスポットもご紹介いたします。
雪江さんの詳しい話は、夏特集「雪江〜宮崎の戦国女子〜」をご覧ください。
加江田渓谷(かえだけいこく)は、わにつか県立自然公園内にあります。夏には沢山の家族連れなどで賑わいます。近くには、国から天然記念物に指定されている双石山(ぼろいしやま)もあります。宮崎市内からも近く人気のトレッキング場所です。
クリックで、下流の渓谷の様子がご覧頂けます。
姥ヶ嶽神社(うばがだけじんじゃ)は、祭神彦五瀬之命を始めとする四柱をお祀りする由縁の古い神社だそうです。
椿山森林公園(つばきやましんりんこうえん)は、名前の通り、広大な敷地に沢山の椿が植栽されています。園内には、石畳の殿様道路(とのさまどうろ)も通っているそうです。見頃は、2月から3月らしいですが、毎年異なります。
クリックで、椿じゃなくて、あじさいがご覧頂けます。
日南市(北郷)に入って、まもなく、「山仮屋」の看板が。
看板の近くには、県指定有形文化財があります。
山仮屋隧道(やまがりやずいどう)は、明治25年頃に開通された宮崎県内初の道路トンネル。内部は、レンガが使用されておりアーチ型になっています。現在でも当時の技術を伺うことができます。また、山仮屋隧道付近では、東九州道のトンネル工事が行われていました。
クリックで、トンネル内部の様子がご覧頂けます。
トンネル内部を通過してみました。(動画) ※携帯電話からは、ご覧頂けません。
地元の人が近くにいたので「山仮屋関所跡」の場所を聞きました。
「50mくらい先に、少し広場があり、5m先くらいを登って、10分くらい登ると、巨木があるから、右に曲がり、2〜3分歩いたらつくよ。」と、有力情報をGET!
教えられた場所(写真)に行って見ると。(道がない…)ここはスルーして、自動車で進むことにしました。
クリックで、看板拡大
しばらく車で走ると、街道を案内する看板に。車を下りて、徒歩で歩くことにしました。
10分くらい歩くと、山仮屋関所跡まで600mと書いてある看板を発見!めっちゃ近い!と足取りも軽くなりました。
クリックで、看板。
クリックで、看板と反対側の景色。
看板から5分くらい歩くと、何やら厳かな雰囲気に。
ここは、旧飫肥街道(きゅうおびかいどう)。今から400年ほど昔、伊東義祐が、本城の都於郡城(とのこおりじょう)から、飫肥城を結ぶ主要道路と整備され、参勤交代路などとして利用されたそうです。雪江さんも、かつてここを通ったに違いない、と想像しながら、山仮屋関所跡に急ぐ。
クリックで、
お地蔵様?
暗い街道から、突然、明るく開けた場所にできました。
「ひむか神話街道」の看板もあり、ここが、山仮屋関所跡!
やった〜〜〜〜〜!発見!
一部、瓦礫と化していましたが、階段のようなものもあり、当時の様子を今に伝えます。クリックで、山仮屋関所跡からの眺め
感想としては、一人ではいかない。軽装ではいけない。虫除けスプレーは必須。歴史ロマン溢れるレポートでした!
特集「雪江〜宮崎の戦国女子〜」
動画、クイズも更新中!
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