全国短大初の女子硬式野球部!〜南九州短期大学
全国短大初となる女子硬式野球部。「南九州短期大学 硬式野球部」をレポートしました。
海外では、女子硬式野球部が盛んで、部員には将来海外でプレーを目指す人、スポーツ業界への就職を目指す人、など沢山の夢を持ったプレイヤーが集まっています。
そんな『野球を通じて』自分の将来を模索する彼女達の練習風景を見学させてもらいました。こちらが南九州短大の室内練習場(写真上)。ごく普通の体育館にも見えますが、早速中に入ってみましょう!
施設の中に入ると驚くのはその広さ!塁間がすっぽり入るんです。天井づたいにネットで覆っているので、天井が高くのびのびと練習ができ、ネットで練習場を3区間に仕切ると、「守備練習」「バッティング練習」「ピッチャー練習」が同時に行えるそうです。
もともとは体育館だった施設を改修して、女子部員が安心して練習できる環境を作ったそうです。施設の特徴といえば、全面土のグラウンド。室内練習場というと人工芝というイメージが多いですが、土のグラウンドで試合が行われることが多く、より本番の環境で練習ができます。
こちらが、女子硬式野球部の皆さん。部員は、1年生7名、2年生11名、中学生1名、社会人2名で活動中!
室内練習場に入ると、大きな声で挨拶をしてくれました。2008年4月に発足したばかりの新しいチームです。昨年の全日本選手権では、1勝1敗。今年は、優勝を目指して頑張っているそうです。
笑顔が素敵な彼女達は、もちろん現役の短大生です。
文武両道をモットーに、スポーツと勉強を両立させているそうです。
こちらが、熱血指導の後ろ姿が素敵な奥野監督です。普段は女性のコーチと2人で、女子野球部を指導してるそうです。
さっそく奥野監督にお話を聞いてみることに。
ミテンスタッフ〜:
練習のポイントを教えてください。
奥野監督:
まずは、ケガをしないように基礎体力の向上に重点を置いて練習しています。「何でこの練習をするかという事を分かってもらう。」その結果、選手たちはバッティングやピッチング等で利に適った動きができるようになります。南九州短大では中学校の教員免許も取得できるので、教師になった場合でも、中学生までならば、彼女らで指導できるような教え方を心がけています。いろんな練習メニューを与え、個人にあった指導方法を常に考えていますね。臨機応変に彼女らに思いを伝えるようにしています。
年間通じて、体力づくりをしていて、12月〜1月にかけてはオフ期間。本格的な練習が始動したのは、2月中旬でした。普段大学が終わって、午後5時から、3〜4時間程度練習を行っているそうです。また、女子硬式野球部というのは、全日本というくくりで試合などに参加できるので、一般の方々や高校生なども一緒に練習することもあるそうです。2009年3月8日には、小学生女子限定の公開講座を行われ、彼女らが中心となって指導を行ったそうです。
ミテンスタッフ〜は、しばし練習を見学させて頂くことに…
ストレッチとキャッチボールを行った後に、守備練習に突入。監督の強烈なバッティングから放たれるボールを彼女達は一生懸命に追いかけていました。
彼女達が練習や試合で使用するのは硬式野球ボール。プロや男子野球部が使用するのと同じです。野球経験のある方は、知っていると思いますが、実はこれかなり大きく固く重いんです。野球経験ゼロのミテンスタッフ〜は、こんな固くて重いボールが時速何百キロで飛んできたら、間違いなく逃げます。彼女たちの勇姿に感動しました。
続いては、バッティング練習に。ピッチングマシーンなど準備も全て自ら進んで行います。女子硬式野球部では、充実の施設が揃っています。また、トレーニングルームも完備。体力づくり中心の練習には機器の充実は嬉しいことです。
ナイスバッティング〜!を連発していました。チームの為のバント練習にも熱が入ります。ハツラツとした彼女たちのプレーを見学させて頂いて、元気が沸いてきたミテンスタッフ〜でした。
全国短大初の女子硬式野球部の詳しい情報は下記をごらんください。
(PC版のみご覧頂けます)
【公式HP】http://www.mkjc.ac.jp/06_life/05.html
【ブログ】http://blogs.yahoo.co.jp/nantan2008
南九州短期大学では、スポーツ教養コース+留学コース等で彼女達を支えています。
スポーツを通じて将来を切り開く学生達を全力でバックアップ!
☆今回取材した学校情報☆
【会社】南九州短期大学
【電話】0985-83-3435
【住所】宮崎市霧島5丁目1-2
【HP】http://www.mkjc.ac.jp/
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