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宮崎、歴史こぼれ話
科学技術の発展を別にすれば、武士や庶民の生き方考え方などは現代と同じ。民俗的視点から学校の歴史学習では習わない当時の人々の生活を紹介します。
 
No.42 本陣・脇本陣
前 田 博 仁 ( 宮崎県民俗学会副会長 )
 本陣・脇本陣は、宿駅で大名などが休憩宿泊した公認の宿舎。宿泊には身分制限があり大名の他に勅使・宮・門跡・公卿・大名の老職や女房衆・外国の使臣などであった。

 本陣経営者は田畑や山林の所有者で古い家柄の者が多く、東海道は別として他の街道では経営的に苦しく半ば名誉職として世襲するのが普通だったという。
宿賃(元禄・享保の頃)は、
5千石〜1万石の旗本    2分〜1両1分
4万石〜15万石の大名   1両〜3両
17万石〜70万石の大名   2両〜5両
 (『時代考証事典』)だった。

 飫肥藩は3万1千石だから1両(13万2千円)支払ったのであろう。経営者側からは大名の本陣泊まりは稀にしかなく使用人を多く置くわけにはいかず、普通には手代1人、下男1人、女中2、3人程度だったようだ。
 No.11「参勤交代時の藩主の食事」(リンクはこちら)で述べたように、藩主の夕食と朝食は「御泊方」、昼食は「御休方」という2グループの食事係が同行し毎日賄ったので本陣で食べることはなかった。
 宿泊料1両は高いかどうか。文久3年(1863)6月飫肥藩主は帰邑で26日江戸を出立、安倍川川止めのため府中で7日間の滞留もあり大津には7月28日に着いている。川止めなどなければ東海道は15、16日の行程であるから2倍費やしたことになる。本陣宿泊費32両を支払ったのであろう。

 東海道各宿駅の本陣数
品川1、川崎2、神奈川2、保土ヶ谷1、戸塚2、藤沢1、平塚1、大磯3、小田原4、箱根6、三嶋2、沼津3、原宿1、吉原2、蒲原1、由比1、興津2、江尻2、府中2、丸子1、岡部2、藤枝2、嶋田3、金谷3、日坂1、掛川2、袋井3、見附2、浜松6、舞坂2、新居3、白須賀1、二川1、吉田2、御油4、赤坂3、藤川1、岡崎3、知鯉鮒1、鳴海1、熱田2、桑名2、四日市2、石薬師3、庄野1、亀山1、関2、坂下3、土山2、水口1、石部2、草津2、大津2 (『時代考証事典』)

 前回「本陣の予約」で飫肥藩が予約した草津宿には2軒の本陣があった。
2013-05-21 更新
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著者プロフィール
前田 博仁(まえだ ひろひと)
1942年宮崎市生まれ 宮崎大学学芸学部卒 県内小学校、宮崎県総合博物館、県文化課、県立図書館、宮崎市生目台西小学校校長等歴任、定年退職後きよたけ歴史館館長
現在、宮崎県民俗学会副会長、清武町史執筆員、県伝統工芸審議会委員

【著書】
『鵜戸まいりの道』(私家版)
『歩く感じる江戸時代 飫肥街道』(鉱脈社)
『近世日向の仏師たち』(鉱脈社)
『薩摩かくれ念仏と日向』(鉱脈社)
【共著】
『宮崎県史 民俗編』
『日之影町史 民俗編』
『北浦町史』
『日向市史』
『角川日本地名大辞典 宮崎県』(角川書店)
『郷土歴史大事典 宮崎県の地名』(平凡社)
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