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ミテンの本棚  >  体で感じる・心が育つ

体で感じる・心が育つ
こどもに関するコラム集!専門家がコラム・情報を掲載しています。
 
No.190 今年最後のコラムです
原 田 京 子 ( 児童文学作家 )
 9月のコラムでは、これからの人生における目標を書きました。その中に『60才を過ぎたらジムに行こう』という実用書の原稿を執筆中だと書きましたが、その原稿の企画書に、ある有名な出版社からオファーがありました。残念ながら、出版社における編集会議において最終的には出版にゴーサインは出ませんでした。
 しかし、このことは私に大きな心の変化をもたらしました。というのも、これまで私の心の支えであった「変形性股関節症の克服=一生自分の骨で歩く=人工関節置換術の拒否」という思いが、一瞬にして消えてしまったからでした。
 最近、脚の痛みがひどく、歩くのが次第に困難になってきていましたから、出版の可能性が消えたことで、あれほど拒否していた人工関節に対しての恐怖心が薄れてしまったのでした。そして、神様が、「もう十分頑張ったのだから、そろそろ人工関節にしたら」といっているような気さえしてきたのでした。もし、出版が実現していたら、おそらく私はずっと痛みをこらえながら無理をしていたことでしょう。あれほど拒否していた人工関節に対して、まったく抵抗が消えてしまったのは、まさに「コペルニクス的転回」としかいいようがありません。
 というわけで、私は人工関節置換術を受ける決心をしたのでした。このことは、おそらく私の未来に大きな影響を与えるでしょうが、これからの人生の目標そのものは基本的に9月のコラムで書いたものと変わりません。肉体改造においては、これから股関節の痛みを感じることなく思い切りトレーニングができるでしょうから、無理のない程度に美しい肉体を目指してトレーニングに励みたいと思っています。
 さて、私のパソコンの中には数え切れないほどの文章のデータが保存されていますが、最近、その中からこんな文章を見つけました。2006年7月25日の日付があるので、17年以上前に書かれたものでした(一部抜粋)。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
人 生 の 目 標
〇本を出すこと
1. 自分の作品を多くの人に読んでもらいたい
2. 自分の生きた形としてできるだけ多くの本を残したい
* 文学賞を取りたい
【本を出すことは、目標であり、その目標を達成したことへの報酬そのものである】
【本を出すことによって、幾多の試練を経験することは、さらに新しい自分への飛躍である。この目標を達成することによって、私は、様々な経験をし、より多くの人と知り合いになるであろう。そして、私はさらなる進化を遂げるだろう。このことは、本を出すことによってもたらされる、最高の報酬である】

〇健康で美しい肉体を作ること
1. このことは日々実行している。
【内なる声に心の声に従い、外なる声に自分の目標実現を阻害されないこと】
【目標に向かって素直に進み、そのために時間を大切に、有効に使うこと】
【決して夢や目標が実現するまで人に話さないこと】
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 17年以上たった現在、その内容を検証してみると、
・本を出版する:『プラトニック・ラブレター』『ちゃんとここにいるよ』など
・文学賞を取る:「みやざき文学賞」6年連続入賞(小説部門1席2回受賞)など
・健康で美しい肉体を作る:マッスルゲート出場など

などなど、そのほとんどの目標を達成しています。しかも、9月のコラムで私のこれからの人生の目標について書いているように、『本を出すこと』『健康で美しい肉体を作ること』など、私の人生に掲げる目標はずっと変わっていないのです。
 ただ、17年前に書いた文章の最後に注目してください。「決して夢や目標が実現するまで人に話さないこと」。ここだけは現在は違っているのです。
 17年前にこの文章を書いたとき、私はこの目標を自分の胸の中にだけ掲げましたが、現在の私は、これからの人生の目標をコラムを通してたくさんの人に公開しているのです。かつての私には考えられないことでした。
 どうして私がこのように変化をしたのか? それはひとえにこのコラムの存在が大きいのだと気づいたのです。このコラムは2007年に始まり、それからの私は自分の考えていることをこのコラムを通してたくさんの人に読んでもらうことができました。自分の挑戦に対して多くの人に関わってもらうことは、私にとって有形無形のたくさんのものをもたらしてくれたのでした。
 かつて、自分の目標を自分の胸の中だけにしまっていたのは、おそらくその目標が実現しなかったときのためだったということでしょう。先月のコラムにもあるように「結果がだめだったときの言い訳を用意しているのと同じだということです。
 さて、最後に、今年出合った言葉の中で一番印象に残った言葉を紹介しますね。
『できるだけたくさんの本を読み、美しいものに触れ、思いやりをもって人と接する。当たり前のことを言っていると思うでしょうが、そういうことの積み重ねが、本当に人を美しくするんです』(斉藤茂太)。
 この言葉の通りに日々の生活を送りたい、まさに私の思いをピンポイントに表現している言葉です。そして、これからもこの言葉のように日々を生きていきたい私なのです。
 それでは皆様、良いお年をお迎えくださいね。
※今月の写真は、最近読んだ本です。
2023-12-01 更新
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2007 | 12
著者プロフィール
原田 京子(はらだ きょうこ)
1956年宮崎県生まれ
大学院修士課程修了(教育心理学専攻)

【著書】
児童文学
『麦原博士の犬語辞典』(岩崎書店)
『麦原博士とボスザル・ソロモン』(岩崎書店)
『アイコはとびたつ』(共著・国土社)
『聖徳太子末裔伝』(文芸社ビジュアルアート)
エッセー
『晴れた日には』(共著・日本文学館)
小説
『プラトニック・ラブレター』(ペンネーム彩木瑠璃・文芸社)
『ちゃんとここにいるよ』(ペンネーム彩木瑠璃・文芸社)
『タイム・イン・ロック』(2014 みやざきの文学「第17回みやざき文学賞」作品集)
『究極の片思い』(2015 みやざきの文学「第18回みやざき文学賞」作品集)
『ソラリアン・ブルー絵の具工房』(2016 みやざきの文学「第19回みやざき文学賞」作品集)
『おひさまがくれた色』(2017みやざきの文学「第20回みやざき文学賞」作品集)
『HINATA Lady』(2018みやざきの文学「第21回みやざき文学賞」作品集)
『四季通り路地裏古書店』(2019みやざきの文学「第22回みやざき文学賞」作品集)




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「彩木瑠璃の癒しの庭」 http://ameblo.jp/akylulu/
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「巴里アパルトマン生活を夢見て」 http://blog.goo.ne.jp/saikiruri


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