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チラシ特集2017 4月
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みやざき風土記
県総合博物館・県文化課・県立図書館で民俗や文化財、郷土史料等専門的業務に長年従事した専門家が、風土や風俗、伝統芸能、地域史など宮崎の文化を分かりやすく紹介します。
 
No.240 諸塚村戸下神楽2
前 田 博 仁 ( 宮崎民俗学会会長 )
八番 鬼神 猿田彦大神
 一人舞。着面、毛笠、青千早、青袴。面棒、腰に太刀を挿す。面連、鉢巻、白衣、白袴。鈴、幣
 猿田彦大神の舞、猿田彦は瓊々杵尊(ににぎのみこと)の天孫降臨のとき道案内した神。




九番 御大神上 一〇番 御大神中 一一番 御大神下 
 神漏岐神、神漏弥神、忍穂耳神
 三人舞。烏帽子、素襖、白袴。榊、鈴
 「神おろし」とも言う。八百万大神を御神屋に招き降ろす舞。この舞になると参拝者全員に御神酒が振る舞われる。この演目が終わると「神楽ぜり」を歌うことが許される。

一二番 権現 日本武尊
 一人舞。着面、天冠、素襖、白袴。面棒、扇。連舞あり。
 白鳥神社の主祭神である日本武尊の舞で、古くより武勇の神として崇められ、優しさ中にも強さを表現しなければならない舞である。



一三番 村方 青龍王、黄龍王、赤龍王、白龍王、黒龍王、山神
 六人舞。烏帽子、白素襖、白袴。鈴、扇
 山守り神楽とも言う。天地自然の恵みを受け生きるもの全ての神々のお陰であると説き、大らかな動作の舞である。



一四番 八幡
 一人舞。着面、毛笠、赤狩衣、白袴。面棒、扇。
 弓矢八幡大神とも言う。昔は弓矢で鳥獣をとり大事な食糧としたので八幡大神を祈り祀った。




一五番 弓の将権上 一六番 弓の権権中 一七番 弓の将権下
 天日鷲神、月読神
 二人舞。宝冠、白張、白袴。弓矢、鈴。連舞、弓矢を持つ。
 はじめ弓と鈴で、次に矢を両手に1本ずつ、矢2本を左手、鈴を右手に、弓と矢 を左手、鈴を右手に持って舞う。
 弓矢の謂れを説き、それぞれの部分に神が宿り給う舞。太鼓の調子もはやく軽快な動作が要求される。
一八番 天神
 一人舞。着面、天冠、青狩衣、白袴。面棒、扇
 地の神が猿田彦神、天の神が天神と言われ、天孫降臨のときお供した神はこの神と言われる。
一九番 住吉  住吉大神、八幡大神
 二人舞。白毛笠、白素襖、白袴。鈴、扇
 はじめ鈴と閉扇、次に鈴と開扇で優雅に舞う。
二〇番 舞荒神 瓊々杵神
 一人舞。着面、毛笠、青千早、青袴。面棒、扇。連舞あり。
 三宝荒神の前座として舞われる。



二一番 荒神  瓊々杵命、猿田彦神、叢雲神
 三人舞。着面、天冠、千早、袴。面棒、扇。連舞三人。
 三宝荒神 それぞれの連舞に導かれた荒神は高天原前の椅子に腰掛ける。
 一荒神は山の神とも言い、榊を腰に差し山を支配するは我なりと言う荒ぶる神である。二荒神は築地荒神、社や鳥居を建てるときは我の許しを受けよと言い、三荒神はこの世は我の指示に従い、自然を大切に暮せよと説き、神主と掛けあう。
 最後に仲直りして氏子子孫の繁昌を願い目出度く終了する。この舞が演じられる頃真夜中になるので「夜中の荒神」とも言い、腹ごしらえの雑炊が振る舞われる。

参考資料
「諸塚神楽(戸下神楽)解説書」戸下神楽保存会 平成四年二月一日・二日)
「御神楽のしおり」戸下神楽保存会
前田博仁著『神楽のこころを舞いつぐ』鉱脈社
2024-02-13 更新
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著者プロフィール
前田 博仁(まえだ ひろひと) 
昭和40年宮崎大卒。県内小学校、県総合博物館、県文化課、県立図書館を歴任、
平成15年宮崎市立生目台西小学校校長定年退職。
現在、宮崎民俗学会会長
(県)みやざきの神楽魅力発信委員会顧問、(県)伝統工芸品専門委員、
高鍋神楽記録作成調査委員会参与、日南市文化財審議会委員

著書
『近世日向の仏師たち』(鉱脈社)
『薩摩かくれ念仏と日向』(鉱脈社)
『近世日向の修験道』(鉱脈社)、
『比木神楽』(鉱脈社)、
『神楽のこころを舞いつぐ』(鉱脈社)、
他に『鵜戸まいりの道』
『飫肥街道』(鉱脈社)

共著
『宮崎県史 民俗編』
『日之影町史(民俗)』
『北浦町史(民俗)』
『日向市史(民俗)』
『清武町史(民俗)』
『みやざきの神楽ガイド』
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