ミテンの本棚 > みやざき風土記 | ||||||
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![]() 19番 稲荷神楽 2人舞。ケンとヒノ、麻素襖、白袴。 閉扇とジュズで舞い始め、次に開扇となり、途中から素襖を脱ぎそれを両手に持ち舞う。 20番 ごつ天皇 4人舞(子供)。ケンとヒノ、白素襖、袴。 開扇と鈴で舞い、終盤から幣を両手に一本ずつ持ち舞う。 21番 戸取面 1人舞。着面、シャグマ、紋服、白袴。 面棒を持ち舞い、女性面が登場すると戸取面は退く。 22番 女性面(めしょうめん) 1人舞。着面、裾模様、赤布を被り後ろに垂らす。半開きの扇を胸前、幣を左肩に担い静かに舞う。 23番 太力面 1人舞。着面。シャグマ、紋服の上に麻素襖を羽織る、袴。 左手に幣二本をX字に持ち、右手にジュズを持ち勇壮に舞う。 ![]() 抜身太刀を順手に、ジュズを持って舞い始め、次に切っ先を持って、再度順手で舞う。 舞手は美講屋中央を向き、太刀を顔前で激しく回す。 25番 柴引面 一人舞。着面、紋服、袴。 神前前の高天原に榊を差し、榊枝を持つ祝子が控える。榊枝に触れて舞う。 26番 四人大神(朝) 27番 山の神面 1人舞。着面、シャグマ、紋服の上に麻素襖を羽織る、袴。 榊枝とジュズを持ち舞う。 28番 猪取願の神楽 四人舞。烏帽子、素襖、袴。 幣とジュズを持って舞う。猪の豊猟であること祈る。 29番 牧の願の神楽 4人舞。烏帽子、素襖、袴。 幣とジュズを持って舞う。大正末にできた集落の牧(放牧場)に災害の無いように願う神楽。 ![]() 小豆を入れた盆とジュズを持って舞い小豆を撒く。木のコブを左肩に当てて舞い、火の神に納める。 31番 火の神奉り神楽 2人舞。装束前と同じ。 先地は竹で挟んだ紙製人形と守の幣、後地はケンサキ12本を持ち、火の神に参って納める。 32番 さい取りさし おごけを持つ祝子、その後にゴザで巻いた竪杵を持つ祝子が美講屋から火の神へ向かう。途中女性達が押し戻して問答する。 33番 神おくり 全員。美講屋中央に太鼓を伏せ、その上に白米を盛った盆を置く。全員が太鼓を囲み神送りの神歌を唄い散米する。 |
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2021-11-09 更新 | ||||||
著者プロフィール | ||||||
前田 博仁(まえだ ひろひと) 昭和40年宮崎大卒。県内小学校、県総合博物館、県文化課、県立図書館を歴任、 平成15年宮崎市立生目台西小学校校長定年退職。 現在、宮崎民俗学会会長 (県)みやざきの神楽魅力発信委員会副委員長、(県)伝統工芸品専門委員、 高鍋神楽記録作成調査委員(参与)、日南市文化財審議会委員 ![]() 『近世日向の仏師たち』(鉱脈社) 『薩摩かくれ念仏と日向』(鉱脈社) 『近世日向の修験道』(鉱脈社)、 『比木神楽』(鉱脈社)、 他に『鵜戸まいりの道』 『飫肥街道』(鉱脈社) 【共著】 『宮崎県史 民俗編』 『日之影町史』 『北浦町史』 『日向市史』 『みやざきの神楽ガイド』 |
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