| ミテンの本棚 > みやざき風土記 | ||||||
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バックナンバー一覧
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7番 かんなぎ 23:35〜23:59 三納代神楽1人舞。天冠を着ける。少女が舞うからか面、毛頭は着けない。金糸模様つき素襖に朱袴に足袋を着用する。勾玉・管玉の首飾りを下げる。右手閉扇、大幣を肩に左手で支え、身体を左右に振り右回りに静かに進む。途中向きをかえ左回り、舞処中央幣を大きく振り、柄を上にし幣を斜め、再び幣を肩に担い歩く。幣を置き、右手開扇、左手は後頭部にあて右回り動く。開扇を両手で持ち舞い、最後は何も持たず舞い納める。 8番 荒 神 0:02〜0:21 三納代神楽一人舞。黒毛頭に赤色の荒神面(長い顎ひげ)を紫の鉢巻で締める。白衣に金襴千早、同袴、足袋を履く。腰に幣二本を挿す。荒神杖、扇を持つ。 舞い始めは膝を折り上体は床に伏せ、杖を頭の先に置く。楽に合わせ微かに動きが見られ、顔を上げ首を大きく回し右、左と顎をだす格好で動きを一瞬止める「ガン切り」をする。膝立ちし杖を回しガンを切る、立ち上がり杖を回してガンを切る。始めから立ち上がるまで六分二〇秒。足を交互に力強く踏み、杖を大きく回す。終盤から楽が速くなり合わせて舞いも速くなる。 舞の途中、烏帽子に白衣、白袴の素面二人が鈴を振りながら舞込む。荒神は杖を横にして二人の肩を押す「平押し」をする。二人が退場し荒神は激しく舞って終わる。 9番 伊勢舞 0:30〜1:01一人舞。円形紋様の付いた紫の狩衣、黒ずんだ紫、紋様は同じの袴、白足袋を着け烏帽子をかぶる。左手に二本の御幣をV字に持ち右手には鈴。 やおら立ち上がり歩幅広く大股で前に進み、両手を広げ下鈴を振る。そのまま大股で後退、向きをかえ同じ動作を行う。正面に向かいかがみ、ゆっくり立ち上がり、足を滑らせて大きく歩幅をとって進む、舞処を一周し同じ所作で舞を続ける。次に幣を前に保ち小走りで前に進み、そのままで戻って幣を上に上げる。最後に幣と鈴を上に揚げ、下ろして舞い終る。元々伊勢の縁起を唱えることになっているが披露はなかった。静かで優雅な舞。 10番 手力雄 1:04〜1:25三納代神楽一人舞。白毛頭を被り着面。白衣に色千早、幅広の色袴を着用する。腰に幣二本を挿し、左手に幣、右手に鈴を持つ。 舞処中央に正座し着面することから始まる。V字に握った幣二本を左手に鈴を右手にすると立ち上がり、大股で踏み出し、それに合わせて両手を交互に突き上げ、顔はそれを追い、舞処を右回りに進む。また、舞処中央で前進、方向をかえ、身体を左右にひねりながら、鈴と幣を突きあげる舞を繰り返す。舞の中で、 太鼓方より「高千穂の天の岩戸……」が歌われる。 |
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| 2024-10-17 更新 | ||||||
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2026
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| 著者プロフィール | ||||||
| 前田 博仁(まえだ ひろひと) 昭和40年宮崎大卒。県内小学校、県総合博物館、県文化課、県立図書館を歴任、 平成15年宮崎市立生目台西小学校校長定年退職。 現在、宮崎民俗学会会長 (県)みやざきの神楽魅力発信委員会顧問、(県)伝統工芸品専門委員、 高鍋神楽記録作成調査委員会参与、日南市文化財審議会委員 著書『近世日向の仏師たち』(鉱脈社) 『薩摩かくれ念仏と日向』(鉱脈社) 『近世日向の修験道』(鉱脈社)、 『比木神楽』(鉱脈社)、 『神楽のこころを舞いつぐ』(鉱脈社)、 他に『鵜戸まいりの道』 『飫肥街道』(鉱脈社) 共著 『宮崎県史 民俗編』 『日之影町史(民俗)』 『北浦町史(民俗)』 『日向市史(民俗)』 『清武町史(民俗)』 『みやざきの神楽ガイド』 |
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7番 かんなぎ 23:35〜23:59 三納代神楽
8番 荒 神 0:02〜0:21 三納代神楽
9番 伊勢舞 0:30〜1:01
10番 手力雄 1:04〜1:25三納代神楽
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