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みやざき風土記
県総合博物館・県文化課・県立図書館で民俗や文化財、郷土史料等専門的業務に長年従事した専門家が、風土や風俗、伝統芸能、地域史など宮崎の文化を分かりやすく紹介します。
 
No.231 五ヶ瀬神楽3
前 田 博 仁 ( 宮崎民俗学会会長 )
桑野内神楽
明治28年(1895)10月、高千穂町押方の阪本立三から伝授、昭和24年(1949)3月、甲斐富士太郎と興梠栄2人の師匠から習い現在に至る。
伝承の年代は不詳だが、現存する舞衣に明治3年(1870)の墨書があることから、神楽伝承は言い伝えよりもっと古いと言える。

令和3年9月12日秋季例祭が桑野内神社であり、拝殿で神楽奉納があった。9時半から神事、続いて式三番(神降し、鎮守、杉登)が奉納された。例祭では式三番に「添え神楽」数番が奉納されるが、コロナ禍のため添え神楽はなかった。祭りは12時少し前に終了。

神降し
 4人舞。烏帽子、白素襖、白袴。鈴、榊葉。
 4人が神座に向かって並列となって舞い始め、次に右手鈴、左手に榊小枝持って、御神屋中央で右回り左回りで舞う。次に舞い手が1人が開扇、鈴で舞い、止まって唱教を唱える。4人は閉扇と鈴で舞い、次に開扇と鈴で御神屋中央で舞い、下座に座し開扇で祓い舞い納める。神歌あり。
杉登
 2人舞。毛笠、白素襖、白袴。鈴、扇、腰に幣2本挿す。
 開扇と鈴で舞い始め、舞処中央で向い合いで神歌を詠う。閉扇と鈴でそれぞれがその場でまわり、袖を腕に巻き解き舞う。2人は並列となり開扇、鈴で舞い四方を踏む。鬼神舞込む。鬼神が杖と開扇を持ち豪快に舞う。
鎮守
 4人舞。毛頭、素襖、白袴。鬼神、着面、白張、千早、紫袴。腰幣二本、杖。
開扇と鈴で舞いはじめ、腕に袖を撒き付け、解き舞う。2人ずつ相対し神歌を詠う。
4人は位置をかえ、入れ替わり、閉扇、鈴で腕に袖を巻いて舞う。鎮地の四人は下座に並列となり開扇で舞い納める。

演目
1番 御光家 神庭をつくり八百萬の神々を迎える。
2番 彦舞 猿田彦命が出座し祓う。
3番 神降し 4人の神が出座し願う。以上三演目は式三番。
4番 鎮守 土地を祓い神を鎮める。
5番 杉登 昇神の舞、神を送る。
6番 袖花 病神上げともいう。
7番 地固め 地を固め家を建て悪魔を祓う。
8番 幣神添 幣による祓の舞。
9番 沖合 水神を祀る。火伏神楽。
10番 太刀神添 太刀の神威により厄難を祓う。
11番 住吉 海神の舞。
12番 日の前 火祓神楽。
13番 山森 山の神に山産物の豊作を願い、害をなすものを退治する。
14番 御柴 神と人一体の古風を象徴する。
15番 弓正護 弓矢を持ち、村中の病気、災難、悪魔を祓う。
16番 地割 屋敷祭り、荒神祭り、家内安全を祈る。
17番 五穀 五神が作物の種子種を持ち、五穀豊穣をを祈る。
18番 杵舞 (貴人)荒神ができた米を手杵で白米にする。
19番 御神体 伊邪那岐、伊邪那美が酒を作り、飲んで和やかに過ごす。
20番 本花 収穫を祝い、豊作を祈る。
21番 磐久久利 剣の舞、魔除の舞、安全祈願。
22番 七貴神 農神の舞。
23番 武智 むちかざしとも言う。
24番 八鉢 八撥とも言い、少彦名命が太鼓に乗って身軽に舞う。
25番 大神 四神が万事を司る。
26番 伊勢神楽 岩戸を操る舞、岩戸開きの準備
27番 柴引き 荒神が岩戸の前に榊を植える。
28番 手力男 天照が隠れた岩屋を探す。
29番 鈿女 天照を誘い出そうとする。
30番 戸取 戸取明神が岩戸を取り除く。
31番 舞開 天照を連れ出す。
32番 注連口 外注連を引きながら神送りする。
33番 雲下し 雲を降ろす。
(『伝承桑野内』桑野内の歴史を語る会)
2023-03-14 更新
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著者プロフィール
前田 博仁(まえだ ひろひと) 
昭和40年宮崎大卒。県内小学校、県総合博物館、県文化課、県立図書館を歴任、
平成15年宮崎市立生目台西小学校校長定年退職。
現在、宮崎民俗学会会長
(県)みやざきの神楽魅力発信委員会顧問、(県)伝統工芸品専門委員、
高鍋神楽記録作成調査委員会参与、日南市文化財審議会委員

著書
『近世日向の仏師たち』(鉱脈社)
『薩摩かくれ念仏と日向』(鉱脈社)
『近世日向の修験道』(鉱脈社)、
『比木神楽』(鉱脈社)、
『神楽のこころを舞いつぐ』(鉱脈社)、
他に『鵜戸まいりの道』
『飫肥街道』(鉱脈社)

共著
『宮崎県史 民俗編』
『日之影町史(民俗)』
『北浦町史(民俗)』
『日向市史(民俗)』
『清武町史(民俗)』
『みやざきの神楽ガイド』
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