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 沼田歯科医院 

歯を抜かない床矯正をおこなっています。
沼田歯科医院

宮崎市の沼田歯科では、歯の健康回復、維持の為に個人に応じた方法で病気のおこりにくい口腔内環境を作り維持するよう、管理していきます。
 まず、ご自分の口腔内の状態を知っていただき、病気の発生原因を検討し、予防を考えた治療を行い、健康回復をいたします。
 そして、沼田歯科では健康を維持するようメインテナンスや定期検査を行います。

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2010/10/08  ホームページを公開しました

トピック
歯周病の話
 歯周病は歯ぐきに膿がたまってくる病気で、別名歯槽膿漏と言われています。原因は、お口の中にいるバイ菌です。口の中には約400種類のバイ菌がいます。歯周病を引き起こす菌は十数種類といわれていますが、特に悪さをする菌は数種類と言われています。虫歯を引き起こす菌は二種類です。ほか口臭の元になる菌とか歯石を作る菌がいます。これらのバイ菌が集まって集落をつくります。歯垢(プラーク)よりもより成熟したバイオフィルムとなります。膜を作り外敵から自分たちを守ろうとします。こうなると簡単には除去しにくくなります。


 右上の電子顕微鏡の図の中の棒状の菌が悪い菌で、体の中から毒素をだします。その毒素によって歯肉が悪くなっていきます。
 始めは歯肉の炎症を起こします。25歳以上では80%の人が歯肉に炎症があると言われています。最近では、小、中学生の50%が歯肉に炎症があると言われています。この段階では痛みはありません。この炎症をほっておくと、バイ菌や炎症が少しづつ根の先に向かって進んでいきます。そうすると歯をささえている骨(歯槽骨)は、炎症によって溶かされていくのではなく全身を炎症から身をまもるために、炎症から逃げようとして歯槽骨が吸収していくのです。歯をささえているのは歯肉ではなく骨です。骨がなくなって行きますから、ある程度進行すると歯がグラグラしてきます。もっと進むと歯はほっておいても抜けていきます。 


 お口の中に強い炎症があると、バイ菌が血管内に入り全身に回り色々な臓器に悪影響を与えます。心筋梗塞、脳梗塞、肺の血管が詰まるエコノミー症候群を引き起こす可能性が健康な人に比べて2.8〜3倍と言われています。女性ですと未熟児早産を引き起こす可能性が7.5〜8倍と言われています。それから、呼吸器系疾患(特に肺炎)を引き起こしやすくなります。
 最近では、歯周病とすい臓との関係が深いことが解ってきました。
糖病尿が悪化すると歯周病が悪化し、糖病尿の人が歯周病が良くなると血糖値にも変化が出てくることが解ってきました。また、重度の歯周病の方はすい臓がんを引き起こす可能性が高いことが解ってきています。単に口の中だけの病気だけではなく、全身と深く関係がある事が解ってきております。
 歯周病(歯槽膿漏)の治療又は予防をするには、バイオフィルムの除去が重要となります。歯ぐきから上のバイ菌は歯磨き(これを一般的にはホームケアといいます)によって除去は可能ですが、歯ぐきの中は自分で除去するのは不可能となります。歯科医院で衛生士さんによる専門的な除去(これをプロフェショナルケアといいます)が必要となります。しかし、除去しても少しづつバイオフィルムがついてきます。3ヶ月目からバイ菌の活動が活発になってきます。このことより3ヶ月以内での専門的クリーニング(メインテナンス)がより効果的となります。 噛むことは脳とも関係がありますので、歯をできるだけ残していきましょう。
 炎症によって吸収された歯槽骨(歯をささえている骨)は、原則として元に戻ってきません。ですから予防が大事になってきます。     
約20程年前より、条件が揃えば歯槽骨を新しく造る手術が可能になってきました。ただし、うまくいっても失った骨の最高70%位しか骨は再生しません。でも、50%でも歯槽骨が再生できたなら、歯と歯肉との間の溝が例えば8mmあったものが4mmになる訳です。4mmだとコントロール可能となります。

歯を失うとこんなにつらい
○食事が楽しくなくなる
歯を失うと、噛む力がどんどん弱まっていきます。又、入れ歯になると味が解りにくくなります。唾液の出も弱まりますので、飲み込みづらくなります。
○しゃべりずらくなる
空気が抜けて発音がしずらくなり、しゃべりずらくなります。その結果相手に聞き返されることが多くなります。
○口の周りのシワが増える
歯がなくなると口がしぼんだようになり、シワの原因となります。
○肩こり,頭痛が起こりやすくなる
噛める場所が偏るために、下の顎のずれがおこり肩こり,頭痛の原因となることがあります

床矯正の紹介
 
 お母さん 今小中学生のお子さんの歯並びが悪いんです。それは、あごの大きさが小さいからです。
 原因は、遺伝によるものと以前はいわれていましたが、現在は生まれたあとの生活環境によるものという説が強くなっています。軟らかい食物が多くなり、よく噛まなくなったのであごの発育が十分できなくなり小さくなったためです。
 特に上あごの発育が十分でないため、上下の歯並びが悪くなります。歯並びが悪いだけでなく、上あごは頭蓋骨(頭の骨)と直結しています。上あごが十分な発育をしないと、頭の骨も十分な発育ができません。脳が発育するスペースが小さくなります。上あごの発育は脳にも関係しているのです。
 それと、鼻腔や咽頭(のどの奥)が狭くなり、呼吸・えん下(のみこむこと)に悪影響を与えます。それだけでなく、顔貌にも影響が出ます。口元がゆるみしまりのない口元になります。
 7〜8歳の早い時期から、あごの成長を助けるために床(しょう)による矯正を行なえば、永久歯(一般的には第一小臼歯)を抜かずにすみます。左右対称のきれいな顔貌になります。特に反対咬合(上の歯より下の歯が前に出ている)では、5〜6歳から始めるとよいでしょう。
 歯並びが良くなると、鼻疾患や呼吸器系疾患が良くなったということを耳にします。また姿勢が良くなったり、自分に自信が持てるようになります。親御さんがお子さんの歯並びに早く気付き、このようなことを認識して下さい。

同じ人の画像です。歯並びが悪い状態から、きれいになりました。


 床矯正装置は、自分で取り外せる装置です。 子供さんは、大人ほど不快感はありません。食事のとき、歯を磨くときは、はずせます。来院時に歯をクリーニングしますので、虫歯を作らずにすみます。虫歯のないお子さんがほとんどです。

 お母さん今一度お子さんの口元や歯並びを見て下さい。大人になり骨が固まってくると頭痛・肩こり・めまい・手足のしびれ等の症状が出る顎関節症という病気を引き起こす可能が高くなります。もし、悪いことに気付いたら早く治療して下さい。

基本情報
医療機関名 沼田歯科医院
住所 〒880-0806  宮崎県宮崎市広島1丁目15番18号
電話 0985-25-6334  夜間:0985-25-5159
診療時間 月〜金 午前 9:00〜13:00
           午後 14:30〜18:30
土曜日 午前 9:00〜13:00
【予約制となっております。】
休診日 日曜・祝祭日
診療科目 一般歯科・矯正歯科・小児歯科
ホームページ http://numatasika.pr.miten.jp/

詳細情報
カード利用 予約
バリアフリー 日曜・祭日診療
夜間診療


 

緯度 : 31.914431 / 経度 : 131.427608 / ズーム : 16
  
 
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myAlbum-P 2.9   (original)   /   GM