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2013/3/13(水曜日)

映画「ひまわりと子犬の7日間」の初日舞台挨拶に行ってきました!

舞台挨拶の様子宮崎県で起きた実話をもとに映画化された『ひまわりと子犬の7日間』。全国での公開に先駆けて、宮崎県内の映画館では3月9日に先行公開されました。

この作品は、山田洋次監督の共同脚本・助監督を長年にわたり務めてきた平松恵美子監督のデビュー作として、また、宮崎県出身の俳優・堺雅人さんが主演し、全編宮崎弁が使われていることでも注目を集めています。

(ストーリー)
ある冬の寒い日、母犬と産まれたばかりの子犬が保健所に収容される。母犬は近寄る人すべてに激しく吠え、懸命に子犬を守ろうとしていた。一匹でも多くの犬を助けるため、里親探しに奔走する職員の神崎彰司は、母犬の心を開かせようと奮闘する。彼は母犬がかつて人に飼われ、愛されていたはずだと確信するが、母犬は心をゆるさない。彰司の娘は、もう一度太陽の下で生きていけるよう、母犬に「ひまわり」と名付けるが、その願いもむなしく、犬たちの命の期限は刻一刻と近づいていた――。

公開初日は県内各地の映画館で舞台挨拶があり、宮崎セントラルシネマでも上映会後に舞台挨拶がありました。

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登壇したのは、平松恵美子監督、原案者であり犬猫の保護活動を行っている山下由美さん、そして堺さん演じる保健所職員・神崎のモデルとなった上野久治さんの3人です。

監督からは、沢山の方が観てくれたことへの感謝の言葉が、そして山下さんからは地元で舞台挨拶をしていることへの感動の言葉が、さらに上野さんからは放浪犬だったひまわりと出会った時の事を今でも思い出す、といった挨拶から始まりました。

当日来られなかった堺雅人さんからは、「今回のお話をいただいたとき、僕のふるさと、宮崎を舞台にした作品ということで、一も二もなく飛びつかせていただきました。なじんだアクセントでお芝居ができ、僕にとって宝物のような映画になっています。宮崎のみなさんにとって、この映画がそうした作品になるのなら、こんなにうれしいことはありません。」というコメントが届いていました。

●殺処分の現実と動物愛護センターの設立計画のニュース
映画のワンシーン(1)この映画は母犬が命をかけて子犬を守るという母親の愛情や、犬と人間の絆の物語が大きなテーマとなっていますが、それと同時に、保護された犬の命を守りたいという想いの前に立ちはだかる「殺処分」という悲しい現実も描かれています。

そんな中、明るいニュースもありました。宮崎市が動物愛護センター設立の検討を始めた、ということです。
この映画が新センター設立計画のきっかけになったとも言われていることについて監督は・・
「最近その話を聞いて、“よかったな”と心から思っています。でも、本当に忘れちゃいけないと思うのは現場で働いている方々のことです。里親探しや譲渡会を開いたり・・・。そういう方々が何年も何年も、毎日毎日続けて来た働きがつながっていって、その先に私たちはこの映画を作ることができたと思います。例え映画がきっかけになったと言われたとしても、もっと大事な事は、こうして現場で働いてきた方々のおかげだという事を改めて皆さんに知っていただきたいと思います。同時に、愛護センターをつくる上で、こうした現場の人たちの声や想いがきちんと反映されるといいなと願ってやみません。」
とおっしゃっています。映画の中に出てくる、中谷美紀さん演じる獣医の「本当に頭が下がる」というセリフには、監督のそんな想いが込められているのだそうです。

また、現場で動物の保護にあたっている山下さんはこう言っておられます。
「監督のお気持ちを聞いて感激しています。私が殺処分の事を知ったのが、今から6年半前です。映画に出てきた管理所は、そのまま檻やガス室が再現されているのですが、それを見たときに絶対に愛護センターを作りたいと思って活動してきました。処分されていく犬たちを助ける力が自分にはないように感じて、何度もやめようと思ったこともありました。でもその時に出会ったのが、ひまわりと上野さんという職員でした。2007年に出会ったひまわりの存在はすごく大きいと感じています。そして、今、犬や猫を飼いたいという人がいたら、大瀬町にある中央保護管理所を一度のぞいてみてもらいたいと思います。」

●宮崎弁の映画
宮崎での撮影風景こんなにも全編宮崎弁でつくられた映画というのは他に無いのではないかということですが、監督から堺さんとのエピソードを聞くことができました。

「私が脚本を書いた時点では、標準語だったのですが、主役をお願いしたいという願いを込めて堺さんに脚本をお渡しすると、堺さんから真っ先に返ってきたのは『宮崎弁でやりませんか』という言葉でした。『いいですね、ぜひやりましょう!』ということになって、それでセリフを宮崎の方言に書き換えたわけなんです。」

俳優さんにとっては、“方言で芝居を”というのは、ハードルを高くすることになるので決して簡単な事ではありません。主役の堺さんが「方言でやりましょう!」と言うことによって、周りも「よし、やろう!」という雰囲気になり、それぞれの役者さんは個人レッスンをつけたり、地元の人とたくさん会話をしたりと、工夫をして役に臨まれたそうです。それは芝居の質の底上げにもなるので、監督としてはとても嬉しいことだったとも語っていました。

●サプライズゲスト
この日はサプライズゲストとして、上野さんの息子で映画にも出演している上野穣治さんが登場しました。
実際にひまわりを家族で世話したことについては、最初にひまわりを家に迎え入れる時に、突然父親から「家族がひとり増えるよ」と言われて、状況が飲み込めず「えっ!?どういう事?」と驚いたそうです。
世話をしていく中で、(外で飼っていた)ひまわりと一緒に屋外で寝ていた父親を見て「今まで人から優しさを与えられていなかったひまわりの寂しさを埋めてあげたいという気持ちで、そんな行動ができる父親の姿を、すごいな、尊敬するなと思いました」と言葉にしていらっしゃいました。

●最後に登壇者から一言ずつメッセージをいただきました
映画のワンシーン(2)平松監督:撮影に入る前にキャストにこんな話しをしました。メディアなどでは、(戦争などの)憎しみの連鎖の事が言われているけれども、私たちは『愛情の連鎖』を信じてこの映画を作っていきましょう、と。“大切な事を、大切な人に、一生懸命、確実に伝えていこうね”っていうことを思ってこの映画を作りました。映画をご覧になって少しでも気に入る部分があったら、周りの人に愛情の連鎖のお裾分けをしていただけると嬉しいです。

山下さん:私も『愛情の連鎖』という言葉が好きです。ひまわりと出会ったときに全国の人たちにこの話を知って欲しいと思い、その願いから本ができて、更に今回映画化まで実現して不思議な感覚です。私は国富町で「いのちのはうす保護家」という保護施設を個人で運営しています。「犬猫が欲しいな」とか「遊びに行きたいな」と思ったらぜひご連絡ください。

上野穣治さん:人がホームレスになったからといって人を殺処分にはしません。人と犬は同じ命の重さで、そこに差別がうまれるのはおかしいと思います。この映画を通して、命のありがたさや尊さを少しでも考えて欲しいなと思います。

上野久治さん:今日は私はひまわりの代理で来ています。ひまわりからは大切なことを教わりました。『どんな大変な時でも、一生懸命な姿は美しい』ということです。自分も困難にぶつかることがありますが、その時にはひまわりと接したことやその姿を思い出します。そして最後に一言・・・「ひまわり、ありがとう。よかったね。」

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宮崎セントラルシネマでの風景約30分の舞台挨拶の中で、この映画に関わる方の様々な想いの一端を感じとることができました。ひまわりという母犬が子犬を守ろうとした、その一途な想いと行動によって周りの人たちが各々に何らかの事を感じ、それが波紋のように広がって、まさに愛情の連鎖として繋がっていくのでしょう。

映画を観た小学6年生の女の子の感想です。
「この映画を観て命の尊さを知りました。映画の中で、母犬・ひまわりは、自分を犠牲にしてまでも子犬を守り抜くというシーンがあり、そこにぐっときました。自分より子犬の命を守るのはすばらしい母親だと思いました。映画を観て、命の尊さと親子の絆を感じました。これから日常の中でも、命を大切にするという意識を高めて、家族の絆も大切にしてきたいです。」

犬好きな方、動物好きな方はもちろん、映画館で流れる宮崎弁に親しみを感じながら『ひまわりと子犬の7日間』をご覧になってみてはいかがでしょうか。
 
 

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映画ポスター■ひまわりと子犬の7日間
2013年3月9日(土)より宮崎先行ロードショー/2013年3月16日(土)より全国ロードショー

宮崎県内の全映画館で上映中!
(上映期間はそれぞれの映画館にてご確認ください。)
mitenみやざき映画情報
★モバイルはこちらから

★『ひまわりと子犬の7日間』映画公式ホームページ http://www.himawari-koinu.jp/


 | mitenco | 13:56:32

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