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体で感じる・心が育つ
こどもに関するコラム集!専門家がコラム・情報を掲載しています。
 
No.123 三つ子の魂百まで
原 田 京 子 ( 児童文学作家 )
 昨年の始めに右膝に水がたまり、その水を抜くことと、1週間に1度のヒアルロン酸の膝への注入を経て、私は3年半使っていた杖を手放しました。歩けるようになったにもかかわらず杖を使用していたので、左右の足にかかる負担に落差が生じ、杖で補助されている左足とは反対側の右足により多くの負担がかかり、その結果、膝に水がたまってしまったのでした。 
 杖は、ある意味、足だけでなく、心の補助もしてくれていました。杖をついているということが、見た目にもハンディキャップがあることを示していてくれたおかげで、身障者用のトイレの使用や、交通機関の利用などに関して、ずいぶん助けられることがあったのです。
 杖を手放すことによって、見かけ上は健康な人と変わらなくなりましたが、実際には、私の股関節に障害があることに変わりはありません。杖無しの生活を始めたころは、折に触れて、股関節に障害があることをさまざまな場面で説明しなければならなくなりました。そのたびに、私は、足ばかりでなく心にも、ずいぶん甘えがあったことを自覚しました。
 杖を使わないことに慣れてくると、膝に水がたまることもなく、少しずつ杖無しでも普通に歩けるようになりました。そこで私は、昨年の8月から2ヶ月間、週に1回のペースでプールに通い始め、その2ヶ月後の10月からは本格的にスポーツクラブに入会して、リハビリを始めました。
 もともと、トライアスロンのトレーニングで長い距離を泳ぐことは得意でしたから、私は久しぶりに、まさに「水を得た魚」にもどりました。そうしてリハビリを繰り返すうちに、体重と体脂肪が減ってきました。そのうちに、水泳だけではものたりなくなり、今年の2月からジムでのトレーニングを始めたのです。
 こうしてスポーツクラブに通い始めて9ヶ月。私はさまざまな収穫がありました。

1 体重と体脂肪が減ったこと。
2 筋肉が増えたこと
3 太ったせいで着られなくなったと思った洋服が、再び着られるようになったこと

 これらのことは、身体上の結果ですが、内面的にもさまざまな収穫がありました。 
 私の通っているスポーツジムは健康増進施設なので、リハビリや日々の健康維持を目的に通ってくる人が大半です。特に日中は高齢者といわれる人々、年齢層も50代以上の人がほとんどのように思えます。聞くところによると、私はお会いしたことがないのですが、90代の女性もいらっしゃるそうです。

 ジムに通ってくるたくさんの女性たち。まさに十人十色でさまざまです。でも、大きく分けて以下のように分類できるでしょうか?

(1)ひたすらもくもくとリハビリに励む人
(2)運動することよりも知り合いに会えるのを楽しみに通う人
(3)ジム通いを1日のルーチンにしている人
(4)夫婦でいっしょに過ごす時間にしている人
(5)いろいろなプログラムに参加するのを目的にしている人

 ほとんどの人に共通するのは、健康維持や老化防止というのが目的であるといっていいかもしれません。いずれにしても、このスポーツクラブに通ってくる人々は、生き方において積極的な人々といえるかもしれません。

 活き活きと老後の生活を送っていけるかどうか、それは、その人の性格が大きな要因になっているのではないか、最近の私はつくづくそう思うのです。
 だれもが元気で長生きをしたい、そう思っても、それが叶うとは限りません。いつおそってくるとも知れない自然災害や病気によって、それが不可能になってしまったり、伴侶を始めとする大切な人々を失うことによって、それまでの人生が一変してしまう事だってあるのです。

 どんな状況におかれても、降りかかってくる困難をものともせず、いつも前向きに生きていける、そんな人間になれたらどんなにいいでしょうか。私はそんなことを思いながら、ひとつ気づいたことがあります。それは、どんなに年を取っても、性格というものはそう変わるものではないのでは、ということです。
「三つ子の魂百まで」という諺があるように、生まれ持った性格が、死ぬまでに180度変わってしまった、という人はそういないのではないか、と思います。生まれ育った環境や、親の育て方がある程度の性格の基礎を作り、その性格は、その後の生活や経験によって何らかの影響を受けることはあるけれども、基本的な土台となるものはほとんど変わらないと思うのです。
「いつも好奇心のアンテナを張り巡らしている人」「自分から外界に働きかけるのが好きな人」「ポジティブな人」「回りにいる人を幸せにしてくれる人」「笑顔を絶やさない人」などなど、幼い頃からそんな性格の人は、年を取ってもそんな性格なのではないか、そう思うのです。

 そんなことを考えると、生まれてからの数年間の子育てがその後の子どもの人生を決めてしまうほどの、また、幸せな老後を送れるかどうかを左右するほどの重要な意味を持ってくるのだ、ということになります。

 慶應大学の大垣昌夫教授は、25年ぶりに日本に帰国して、日本の親がいかに子どもを甘やかしているか、ということに驚かされたといいます。そして、1960年代にスタンフォード大学で行われた「マシュマロ・テスト」の結果を引用して、学齢期以前の教育の重要性を指摘しています。この「マシュマロ・テスト」、実は私も論文を書くに当たり、幼稚園の子どもたちに実施したことがあるのです。
 来月は、この「マシュマロ・テスト」および、学齢期以前の教育の重要性について述べていけたらいいと思っています。

※薔薇の美しい季節になりました。今月の写真は、これまでの薔薇の写真からの抜粋です。
2018-05-01 更新
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著者プロフィール
原田 京子(はらだ きょうこ)
1956年宮崎県生まれ
大学院修士課程修了(教育心理学専攻)

【著書】
児童文学
『麦原博士の犬語辞典』(岩崎書店)
『麦原博士とボスザル・ソロモン』(岩崎書店)
『アイコはとびたつ』(共著・国土社)
『聖徳太子末裔伝』(文芸社ビジュアルアート)
エッセー
『晴れた日には』(共著・日本文学館)
小説
『プラトニック・ラブレター』(ペンネーム彩木瑠璃・文芸社)
『ちゃんとここにいるよ』(ペンネーム彩木瑠璃・文芸社)
『タイム・イン・ロック』(2014 みやざきの文学「第17回みやざき文学賞」作品集)
『究極の片思い』(2015 みやざきの文学「第18回みやざき文学賞」作品集)
『ソラリアン・ブルー絵の具工房』(2016 みやざきの文学「第19回みやざき文学賞」作品集)
『おひさまがくれた色』(2017みやざきの文学「第20回みやざき文学賞」作品集)

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