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体で感じる・心が育つ
こどもに関するコラム集!専門家がコラム・情報を掲載しています。
 
No.115 人事を尽くして天命を待つ
原 田 京 子 ( 児童文学作家 )
 先日、ステキな出会いがありました。いくつかの偶然が重なったことがそのきっかけに思えましたが、かねてからこのコラムで書いているように、「この世の中には偶然というものは存在しない」私はそう思っています。ですから、きっかけとなった出来事が『引き寄せの法則』にしたがってその出会いを導き、それは出会うべくしてであった「ご縁」というべきものでした。
「ご縁」というものはそういうものであり、「縁(えにし)」で結ばれていたならば、どんなことがあろうとも必ず出会うものだということです。コラム20『縁ある人、万里の道を越えて引き合うもの』でも述べているように、それはいわば「運命」としかいいようがありません。

 出会いに関して、「シックスセンス」つまりは第六感のようなものが働くことがありますが、それは間違いなく無意識の世界から導かれるものであり、意図してできるものではありません。が、自分の意識をしていない無意識の世界で、自分自身を操作しているといえるかもしれません。だからこそ、それによって起こる行動は、偶然ではなく必然だといえるのでしょう。たとえば、「ある場所」と結びついた「ある思い出」が無意識の世界の記憶にあるとします。自分の意識の中ではとうに忘れてしまっている記憶です。でも、記憶というものは、パソコンのデータを消去しても消えてしまわないのと同じで、忘れてしまっていても脳の中から完全に消されてしまっているわけではありません。自分が思い出せないだけなのです。
 自分の中では消えてしまったかにみえる記憶でも、あるとき、ふとその時の「思い出」と深く結びついた「ある人」のことを思い出し、なぜか「ある場所」に行きたくなってしまう。「思い出」と「ある場所」の記憶は忘れてしまっていても、その「ある人」に関する記憶はある。そして、なぜか足がその場所に向いてしまい、そして、その人に出会ってしまう。「すごい、その人を思ってその場所に行ったら、その人に会えた」とすべてが偶然の起こした奇跡のように思えますが、実は、自分が意識していないだけで、無意識の世界の記憶にコントロールされて、その出会いの機会を自分自身で作り出している、つまりはその出会いは偶然の出来事ではないということです。

 さて、自分にとって未知の領域において第一線で活躍している人との出会いは、大きな衝撃と感動をもたらします。今回のステキな出会いとはそんな出会いでした。
 奇しくも、座右の銘が同じで「人事を尽くして天命を待つ」。
 しかし、その言葉に込められた思いは、まったく次元の違うものでした。
「人事を尽くして天命を待つ」とは、南宋初期の中国の儒学者である胡寅の『読史管見』に「人事を尽くして天命に聴(まか)す」とあるのに基づいています。「自分の全力をかけて努力をしたら、その後は静かに天命に任せる」という意味で、「事の成否は人知を越えたところにあるのだから、どんな結果になろうとも悔いはないという心境」のことです。
私自身は、この座右の銘を「やる限りは全力を尽くし、これ以上はできないという努力をしたなら、どんな結果になろうとも悔いはない。神様はちゃんと見ていてくださる。」と解釈しています。
 しかし、私が出会った、まったく違う領域にいるその人の、座右の銘の解釈はおそらく、以下のようなものではないかと、私は想像してみたのです。
「人事を尽くすとは、自分だけではなく、その仕事にかかわるすべての人が、協力してひとつのことを成し遂げるためにできうる最大限の準備をする。そうでなければその仕事は命をかけて行うものであるので、ほんのわずかの準備の怠りも死を招く。
 そうして、万全の準備をしたならば、あとは自分ができうる限りの努力をして事を成す。その結果は神のみぞ知る。なぜならばそれは自然が相手のことであるから、人間の想像を超えた世界において何が起こるかわからないからである。」
 同じ座右の銘にもかかわらず、それに込める思いはこれほどまでにちがっている。もちろん次元の違う世界での仕事ですから、単純に比較することはできませんが、「死と隣り合わせ」という緊迫した世界の中で、たくさんの偉業を成し遂げてきた人から私が受けた感銘は、とても大きなものでした。そして、自分が見たこともない世界を見ることができたその人は、たくさんの記録破りの偉業を達成したとは思えないほど、穏やかで静かで優しい人でした。おそらく、死と隣り合わせの体験をたくさんすることで、何度も「突き抜け体験」をしてきたのではないかと、私は思いました。
 私自身、一度だけ、「突き抜け体験」をしたことがありますが、そのときは、私を取り巻く自然と、いや、地球と一体になった感がありました。そんな体験が何度もできたら、人は、常にどんな状況にあろうとも、自然体でいられ、人間が持っている本来の力を発揮できるようになるのではないか、そう思いました。
 人の出逢いとは本当に不思議なものです。おそらくそれは人知を越えた不思議な力が働いているものと思われます。
 ご縁がある人とは、なぜかしら何度も出会う。しかも人生の節目で。そして、その出会いは、神さまのいたずらとしか思えないようなことを起こし、その後の人生を変えていきます。
 この世界にはたくさんの素晴らしい人がいること、そして、その人は、案外身近に存在すること。いや、もしかしたら、誰もが素晴らしい存在である、つまりは、それすなわち、「人は誰もがそれぞれの物語の主人公である」ということなのかもしれません。
※今月の写真は、「まるくて美しいもの」達です。
2017-09-01 更新
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著者プロフィール
原田 京子(はらだ きょうこ)
1956年宮崎県生まれ
大学院修士課程修了(教育心理学専攻)

【著書】
児童文学
『麦原博士の犬語辞典』(岩崎書店)
『麦原博士とボスザル・ソロモン』(岩崎書店)
『アイコはとびたつ』(共著・国土社)
『聖徳太子末裔伝』(文芸社ビジュアルアート)
エッセー
『晴れた日には』(共著・日本文学館)
小説
『プラトニック・ラブレター』(ペンネーム彩木瑠璃・文芸社)
『ちゃんとここにいるよ』(ペンネーム彩木瑠璃・文芸社)
『タイム・イン・ロック』(2014 みやざきの文学「第17回みやざき文学賞」作品集)
『究極の片思い』(2015 みやざきの文学「第18回みやざき文学賞」作品集)
『ソラリアン・ブルー絵の具工房』(2016 みやざきの文学「第19回みやざき文学賞」作品集)

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