宮崎みんなのポータルサイト miten !でグルメ・イベント等の生活情報をチェック!
働いてミテン
ユーザー名:
パスワード:
トップ | 無料会員FAQ | サイトマップ | リンク集 |
すべて 食べる
遊ぶ 買う
キレイ 暮らす
健康 医療・福祉
でかけてmiten
買ってミテン
働いてミテン
ミテンの本棚  >  ある国に宮崎人がおったげな・・・

ある国に宮崎人がおったげな・・・
各国で暮らした経験のある宮崎人が
旅行では知ることのできない
リアルな体験記をつづります。
 
No.13 割礼式 
清山 真琴 ( 門川町出身 )
こんにちは。JICA宮崎デスクの中西です。

さて、いきなりですが左の女性は一体何をしているんでしょうか?
どうやら、オレンジの洗面器に片足を浸している模様・・・なぜっっ??

足の小指をたんすの角にぶつけちゃったから冷やしているのだろうか?
歩いていたら、間違ってハマっちゃったのだろうか?
王子様がこの洗面器にぴったりはまる足の持ち主を探しているのだろうか?

なぞ解きは、2回目となる清山さんの「ある国に宮崎人がおっげな・・・(現在進行形)」でどうぞ〜。

*********

まさか自分が立ち会えるチャンスに巡り合えるとは思っていませんでした。
 
チュニジアはソフトイスラムと言われている国ですが、『国内の男性は100%している!』と、友人たちは断言しています。
生後1カ月〜7歳ぐらいまでの男の子に行われているようです(ちなみにここでは女の子では禁止されています)。
エジプトでは、生まれてすぐ産婦人科の病院で割礼まで済ませてしまう、との事なので同じイスラム教徒でも国によって事情はだいぶ異なるようです。

そう、割礼です。

チュニジアでも、クリニックで麻酔をかけて行うのがほとんどとの事。なんとか昔ながらの割礼式を見てみたいものだと思っていたら、同僚(女性)の息子さんが行うとの事で招待して頂きました。

従兄も同時に行うとの事で、二人とも民族衣装に身を包み先ずはモスクへ。おしゃぶりがまだ離せない2歳半の男の子たちです。

割礼を行う前は、主役を載せた車を筆頭に親戚たちが乗った車が連なり、『プップップププ』と、チュニジアお決まりのリズムでクラクションを鳴らしながら街中をパレードします(お金持ちの長男となるとマーチング隊付きの騎馬でのパレードがつくことも!)。

さて、パレードも終わり自宅へ。
本当は、女性は立ち入り禁止なのですが、今回は特別に立ち会わせて頂きました。
自宅では医師(田舎では医師免許を持っていない人が行う事もあるらしい)、と音楽隊が待っています。
大音量で演奏・大合唱の中、あれよあれよという間に服が脱がされていますが、主役はニコニコしています。
「あ〜、今から我が身に何が起こるか分からないんだよね〜。」と、こっちがドキドキしてきました。

消毒を済ませいよいよ開始!

施術の間、母親である同僚は水の入った洗面器の中に立って終わるのを待ちます(理由は、『昔からしているから。』という事でした(^_^;))。子供の泣き声が聞こえてくるので、母親も涙ぐんでいます。

カミソリでスパッと切った瞬間、私は泣きじゃくる子供以上に『ギャーッ!』っと、叫んでいた様に覚えています。
気絶してしまう子もいると聞いていたけど、2人とも大丈夫でした。

施術が終わると、キャンディの入った壺が投げられます。割れて飛び散ったキャンディは、子供達があっという間に拾ってしまいました。
周りは益々大音量で演奏して、歌えや踊れやの異様な熱気に包まれています。
同僚も泣いていたものの、『これで息子は正式なイスラム教徒となったのよ!』と、恍惚とした顔で誇らしげに話してくれました。

無宗教である私には、イマイチよく分からないという気持ちもありましたが、今回参加させてもらって、イスラム教徒として本当に大事な儀式だという事は理解できました。

正式なイスラム教徒となった小さな彼に、『よく頑張ったね!おめでとう!』と、声を掛けました。

*********

いかがでしたか?

洗面器に足を入れる理由は「昔からやっているから・・・」でした。
実は答えがないというパターンですみません。
↑でも、こういうことって、結構ありませんか?

日本ではご飯をお茶碗持って食べないとマナー違反とされています。
なぜかは、特に意識したことがないし、昔からやってるし、そうしつけられたから、と私なら答えてしまいそうです。
一方、韓国ではお茶碗を持つとマナー違反なのだそうです。これを聞いた時には、ちょっとそれぞれの国のマナーのルーツに興味がわいてきました(これも現在調査中)。

イスラム教の脱毛(No10参照)や割礼も、日本人には馴染みのない文化ですが、その昔、イスラム圏の地域の気候に合わせて、衛生面に配慮したことにルーツを持つ文化なのではないかという話を聞いたことがあります。

自分で「昔からやっているから・・・」と思うことや、人を見て「意味不明かも・・・」と見えるような昔からの習慣こそ、きっとルーツを探るとその地域の面白い歴史や文化を知ることが出来るはず!

それにしても、洗面器の理由が気になってしかたない・・・
ご存知の方は、ぜひご一報ください!!

それでは、次回もお楽しみに〜♪
2010-12-10 更新
2018 | 03 | 05 | 07 | 08 | 12
2017 | 02 | 03
2016 | 01 | 03 | 05 | 07 | 12
2015 | 01 | 04 | 06 | 09 | 10
2014 | 02 | 06 | 08 | 11
2013 | 01 | 03 | 04 | 06 | 09 | 12
2012 | 02 | 03 | 04 | 05 | 07 | 08 | 09 | 11 | 12
2011 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 10 | 11 | 12
2010 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12
著者プロフィール


清山真琴:チュニジアでJICAボランティア(青年海外協力隊)として活動中。
チュニジア知的障がい者援助連盟フェリアナ支部に配属され作業療法士として活動。2011年帰国予定。
ブログ:http://maco2102010.blog99.fc2.com/


■問い合わせ先■
JICA宮崎デスク 国際協力推進員 中西真伊子 (Maiko Nakanishi)
勤務先:(財)宮崎県国際交流協会 カリーノ宮崎8F
TEL:0985−32−8457
Email:jicadpd-desk-miyazakiken@jica.go.jp
URL:http://www.jica.go.jp/kyushu/
(※モバイルでは正しく表示されない場合がございます。 )

〜よりよい明日を、世界の人々と。〜

(1) 2 3 4 5 6 7 8 9 10 » 
PopnupBlog 3.0 Denali-1225 created by Bluemoon inc.  
e87.com(株式会社千趣会イイハナ)
富士通パソコンFMVの直販サイト富士通 WEB MART