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みやざき風土記
県総合博物館・県文化課・県立図書館で民俗や文化財、郷土史料等専門的業務に長年従事した専門家が、風土や風俗、伝統芸能、地域史など宮崎の文化を分かりやすく紹介します。
 
No.213 都農町都農神楽1
前 田 博 仁 ( 宮崎民俗学会会長 )
 都農神社は都農町大字川北に鎮座、祭神は大己貴命。創建年不明。江戸時代、当社は日向国一之宮として領民から崇敬され、藩も長雨や日照り続きなど異常気象のとき祈晴・祈雨の祈祷を命じるなど信頼をおいていた。
 現在、神楽は毎年12月4・5日の大祭に奉納される。4日は前夜祭として夕方6時頃から10時頃まで、翌5日は神事が終わった午後1時頃から5時頃まで、神社境内に設けられた神庭で奉納される。演目は高鍋神楽と同じだが現在は15、16番を伝承する。

 平成29年12月5日、都農神社冬大祭で神楽が奉納された。舞処は神楽殿前に設え、広さ12畳。ヤマは人手不足でかなり以前から設置しなくなった。

一番 御神楽
 2人舞 烏帽子を被り、青素襖に白袴を着用する。
 鈴と開扇で舞い始め、大股の足踏みで舞庭を左回りで対角に位置して舞う。大股足踏みで進み3歩目で腰を落とす。二人は並列、対角、向い合うなど位置をかえて舞う。神庭浄めの舞。

二番 太神舞(かんなぎ) 
 2人舞 五色の面帽子を被る。衣装は御神楽と同じ。
 鈴を振り長幣を肩に担いで調子よく歩を進める度に腰を落とす。次に幣を横にして並列で上座に向かい大股3歩で腰を少し落とす。下座に向かい並列となり動きは同じ。
 次に幣を置き素手となり袖を巻き、それを解く。閉扇を横にして前に出し、幣を担ぎ右回り大股で足踏みして上座で下座を向き、それまでの所作を繰り返す。

三番 将軍舞
 2人舞 五色の面帽子を被る。白衣に千早を羽織り色裁着袴をはく。赤タスキを掛ける。
 弓を左手鈴を右手に持ち、上座に向かって前に進み、両足を開き腰を落とす。両手を広げ、大股で3、4歩後退しながら下座を向く。次に並行となり両手を広げ歩く度に膝を上げる。舞手は背中合わせとなりその場でまわる。中盤、軽やかな調子で早足の動きとなり、弓を立てて前に、鈴は前後斜めに振り、移動して跳ぶ。
 次に2人は横に並び弓を水平にして重ね、前後に動く。離れてそれぞれ動いて跳ぶ。
 次に弓に矢をつがえ上に向け下に向けて射る動作を繰り返す。まわって跳ぶ。位置をかえ下座に向かい同じ所作。矢2本を両手に持って回し、両手を腰に当て跳ぶ。

四番 振揚舞
 1人舞 面帽子を被る。白衣と白袴を着用する。袴は裾をたくし上げる。赤のタスキを掛ける。
 片タスキで登場、素手で三宝の周りを舞って三宝前に座し両タスキとなる。三宝の上に置いてある抜身の刀一振りを取って上げ、切っ先を肩に当て、刀を横に払ってまわる。この動きを重ね身体の前で刀を回す。下座でも同じ動作を行う。次に刀二振りを両手に持ち左右に動く。両刀を顔前で激しく回し、この後切っ先を持って舞い、二刀を重ねて切っ先を持ち、最後は二刀を順手に持って回す。刀を回しながら一まわりして舞い納める。

五番 獅子舞
 2人舞 獅子2頭 獅子衣装に白袴。
 立ち姿の雌雄2頭の獅子は口をパクパクと咬みながら登場。口の開閉は足踏みに合わせ上座を向き進む。2頭の獅子はそれぞれ咬みながら神屋をまわり、下座に向かって進み後退する。鬼神が舞い込む。


六番 綱取鬼神舞
 1人舞 鬼神、赤面と白毛頭を着ける。白衣・赤袴を着用する。腰に幣2本を挿し、赤のタスキを掛ける。
 2頭の獅子は上座に伏せる。鬼神は杖を振り大仰に舞い、しきりに顔を左右に振る。鬼神が杖で獅子を立ち上がらせ、獅子は右まわりに動き鬼神は中央で舞う。位置をかえ獅子を押し、離れて舞う。これを数回繰り返す。次に鬼神は素手で獅子を捕えようとするが逃げられ、弓矢を持ち獅子を追い詰める。獅子の首筋を捕え、前、後ろへと動き、獅子を取り鎮める。

 五番獅子舞と六番綱取鬼神は連結舞。
2021-04-13 更新
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著者プロフィール
前田 博仁(まえだ ひろひと)
昭和40年宮崎大卒。県内小学校、県総合博物館、県文化課、県立図書館を歴任、平成15年宮崎市立生目台西小学校校長定年退職。現在、宮崎民俗学会会長、宮崎県立博物館協議会会長、
(県)みやざきの神楽魅力発信委員会副委員長、(県)伝統工芸品専門委員、
(県)神楽保存・継承実行委員、「米良山の神楽」記録作成調査委員

【著書】
『近世日向の仏師たち』(鉱脈社)
『薩摩かくれ念仏と日向』(鉱脈社)
『近世日向の修験道』 (鉱脈社)、他

【共著】
『宮崎県史 民俗編』
『日之影町史』
『北浦町史』
『日向市史』
『みやざきの神楽ガイド』
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