宮崎みんなのポータルサイト miten !でグルメ・イベント等の生活情報をチェック!
チラシ特集2017 4月
ユーザー名:
パスワード:
トップ | 無料会員FAQ | サイトマップ | リンク集 |
すべて 食べる
遊ぶ 買う
キレイ 暮らす
健康 医療・福祉
でかけてmiten
買ってミテン
働いてミテン
ミテンの本棚  >  グルメの恵み!

グルメの恵み!
グルメに関するコラム集!様々な食の専門家がコラム・情報を掲載しています。
 
No.5 食卓からの人生観(1)
濱田倫紀 ( 綾わくわくファーム代表取締役 <宮崎・綾スローフード協会会長> )
 私の会社は有限会社「綾わくわくファーム」といいます。「何をしている会社ですか」とよく聞かれますが答えにくいので「食文化産業をめざしています」と答えています。
 会社名の由来は人間本来、自分の良心や使命に従ったことをすると自然とワクワクするようです。それで大人も子供もワクワクするような食と農を体感できる場を提供したいと思ってつけました。(経営的には未だドキドキファームです!)又、宮崎・綾スローフード協会の事務局も兼ねています。

 退職後に設立した会社なので自分の好きな事しかしません。ですから毎日ワクワクしながら働いています。現役の人には酷な話かもしれませんが、人生は自分の長所を活かし、より心がワクワクする楽しいことを中心にして、良心に従った選択をすれば、本来の生き方ができるようです。いま、生活のために仕事をしてきた人、退職後は是非好きなことをされるといい。しかし、趣味や遊びでは生きがいは生まれません。

○スローフード運動の起こり
 さて、その何をする会社か・・・ですが一応次のような仕事をしています。
/ 育 ⊃に関するイベント C肋貉唆反橋宗 ´ご超保護などです。これはスローフード・インタナショナル本部(イタリア)の定款と同じで日本でこんな仕事しているのはここだけです。パクリですが極めて儲からない仕事なので自分なりに「いい仕事しているなー」と自負しています。

 スローフード運動の起こりは、今から約20数年前。ミラノに進出した外資系のファストフード店の前で、若者たちがバーガーやフライドポテトにかぶりついている姿が、テレビの画面に映し出され町が騒然となりました。その時期と平行して、生産性を重視する大手の企業のすすめで、農村では化学肥料や農薬が大量に使われ始めた頃でした化学肥料を使うと作物が早くできるので、人々はそれらの農産物をバーガーと同じくファストフードと呼んでいました。便利ではあるものの、人々は自分たちの食文化が壊れていくのではと不安を募らせてはじめたのです。そして、いつしかファストフードの反対語のスローフードという造語が生まれ、食文化に真剣に取り組もうとする人々の集まりが増えてきたのです。
 スローフードは社会構造のファスト化、ファストフードの席巻、地域の郷土料理の消滅、人々の食品に対する興味の減退を危惧し、食べ物がどこから来て、どういう味で、私たちの食べ物の選択がどのように世界に影響を与えるのかについて、より多くの人々が気づき、食を通じて自分たちの幸せな未来を共の築いていくことを目的に、運動が始まりイタリアのピエモンテ州のプラと言う町に本部が設立されました。(スローフード協会国際本部:via della lstruita812042 Bra(cuneo),ltaly-internati0nal@slowfood,com)

 それではどんな食べ物を「スローフード」と呼んでいるのかといいますと、まず、◆その土地の産物であること◆素材の質が良いこと◆その土地の風習にあった生産法であること◆その土地に活気を与え、郷土の社会性を高める食品であることなどと定義としている。
 現在、日本で取り組みの盛んな地産地消運動もスローフード運動も「生鮮食品の地域循環型」を取り戻そうという点では同じです。しかし、スローフード運動では生産者や食べ物に問題があるのではなく、食べてきた側にこそ問題があるので、現代の資本主義社会のシステムにメスを入れようというのが主なねらいです。また、食べ物を通じて自分と健康、自分と家族、自分と社会、自分と自然の関係をゆっくり問い直す人生哲学でもあるのです。

○食は命・生活の基本
 考えてみますと人間の歴史は食物獲得の歴史だったと思われます。いまでこそ、人間が喰えるものは吟味され安心して食べられますが、ここまで来るのにどれ程の歳月と幾人もの犠牲者が出たことか計り知れません。(ナマコやフグを誰が最初に喰ったの!)
 今、世界で何億もの子どもが飢えに苦しみ毎日餓死しています。なのに日本の家庭の冷蔵庫には腐るほどの食品が詰め込まれています。しかも、外国から仕入れた食材を使った食品が大部分です。日本の食料自給率は約40%。日本人の命の6割は外注=輸入に依存している事になります。日本人はこのような状況を一向に改めようともせず、世界の食材を食いつくそうとしています。口蹄疫の問題も何かの反省を人類に求めているように思えてならないのです。自然は単純で万能です。それに対し、人間は社会のシステムを余りにも複雑にしてしまいました。

 先日、ある企業研修で佐藤初女さん(女性(89歳)から感動的な食べ物からのメッセージを聞かせていただきました。
 初女さんは助けを求めて訪れるすべての人を自宅に無条件に受け入れ、おむすびを食べさせ生活をともにすることで、再出発させている人です。感動した言葉を二、三紹介しておきます。人の生き方を左右する食べ方を教わりました。
○ 日本人こそ、ごはんがふさわしい−タイ米はボロボロしてにぎれない。
○ 料理は化学であり、物理だと思う。そして哲学です。
○ 正しい食があるところに問題はありません。
○ 作るのが面倒くさいという心が地球を破壊します。
○ 食べるものほどストレートに心を伝えるものはありません。
○ 初女さんの主役はおにぎりです。コツを覚えると実に旨い。
※(佐藤初女<はつめ>:「森のイスキア」主宰。1921年生まれ。小学校教諭。95年に公開された「地球交響曲<ガイヤシンフォニ−>第二番」で活動が紹介され、国内外で講演活動を続けている。著書:初女さんのお料理=主婦の友社。必見です。
次回から食物の美味しい食べ方と危険な「食卓の向こう側」を紹介していきます。
2010-06-21 更新
2010 | 06 | 07 | 08
2008 | 11
2007 | 06 | 08 | 11
著者プロフィール


「綾わくわくファーム」は、生物多様性保護に関する研究から有機野菜農場、
料理教室、食品加工、調理器具開発販売、書籍出版、レストランを備えた
食農教育ファーム。宮崎・綾スローフード協会のサロンを併設。



■問い合わせ先■
綾わくわくファーム
住所:宮崎県東諸県郡綾町大字北俣2455-3
TEL:0985-77-0909
FAX:0985-77-1108
URL(綾わくわくファーム):http://www.ayadore.jp/
URL(宮崎・綾スローフード協会):http://www.miyazaki-aya-slowfood.jp/
1 2 (3) 4 5 6 7 » 
PopnupBlog 3.0 Denali-1225 created by Bluemoon inc.  
e87.com(株式会社千趣会イイハナ)
富士通パソコンFMVの直販サイト富士通 WEB MART