さるき隊は1月に引き続き2月も高千穂町です！！
さて今回は、前回お世話になりました“末廣旅館”の末廣誠さんから、以前 「矢野さんに是非ご紹介したい“ご神水の地”秋元神社に今度ご案内したいですよ」 とお約束を頂いてまして、末廣旅館さんから車でおよそ30分程の場所、秋元地区に向かいました。 勿論、今回も高千穂町役場企画観光課の南條良夫さんと矢野鮎さんも一緒です。
秋元地区に入ると、今までに見たことのない日本の原風景の一つを目の当たりにしたり、 所々に出てくる大岩を横目に、また地区の途中からガードレールがないことに気が付いたり、 とても新鮮だけれどホッとできる、そんな思いで山頂付近へと車を走らせます。

「ここが『いろはや　いばんもと』支店です！」(秋元地区の一番最初の場所。という意味)企画観光課の矢野鮎さん。

水車を回す??のは、
　 企画観光課の南條氏

水車の近くには…？
えっ!!初めて知りましたぁ。

長九郎岩の解説

岩がただものじゃないのがよく解る。

「ここが“いろはや”の本店です！」南條氏。間もなく秋元神社です。

ここで矢野鮎さんの名ガイド。
「秋元神社の御祭神は国土の神様と云われる『クニトコタチノミコト』 と『クニサヅチノミコト』『トヨクムヌノミコト』です。また鬼門を向いている神社として 全国でも非常に珍しい神社なんです。“鬼門(北東)を向いている”と言いますと、方角的には不吉な… と言われますが、太陽が生まれる方角なので“厄を祓う”とされるんです。 また、健康面もアップするとも言われているんですよ」
ほぉ～。さすが高千穂を知るなら“矢野鮎さんに聞け！”を目指しているだけありますわぁ。
鮎さんの先輩格、南條氏も「拝殿の右側にご神木とされる銀杏がありますが、 11月の最終土曜日に夜神楽が奉納されます。この時期は、銀杏の葉が一面を埋め尽くしますので、 それは神々しい雰囲気になります。また、ご本殿の奥に進みますと、タイシガイワヤと呼ばれる 洞窟がありますが、地元の方の言い伝えですと、ここが天岩戸だったのでは？ともされているんです。 それは語源が秋元ではなく“開元”から来ているそうなんです。」
因みに、地元の方もその洞窟には未だ近づいたことはないそうです。
神話のまち高千穂町。その地区ごとに伝えられている話はまだまだ残されています。 いやぁ～奥深い！
今度さるき隊で高千穂お邪魔するときには、神話特集やりたいわぁ。
ね？そう思いません？！

秋元神社に到着です。

秋元神社のご本殿は全国でも珍しく
“鬼門”を向いて建てられています。
(厄払い)

秋元地区の檜や杉材を使って、新たに建てられたご本殿です。
因みに宮司は、高千穂神社の後藤宮司が兼任されているそうです。

「うちの旅館でも、秋元神社のご神水を使って珈琲を入れてます」
とは末廣旅館の末廣誠さん

＊　高千穂町企画観光課　　０９８２－７３－１２１２
＊　末廣旅館　　　　　　　０９８２－７２－４７５１
＊　秋元地区情報　　　　　０９８２－７２－２００４
　 http://www.akimoto-mura.com/

　～　さるき隊おまけ情報　～
番組内でご案内してました“宮崎！お宝発掘バスツアー”の開催日等が決定しました。
行先は現段階で県北方面が決定していますが、詳細については決まり次第、 番組内でもお知らせいたします。詳しくは株式会社パームス企画までお問い合わせください。
＊　『宮崎　お宝発掘日帰りバスツアー』　０９８５－５０－３６３６(パームス企画)